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演奏家応援企画 第4弾 愛知のプロ・オーケストラ×宗次ホール《いきなり♪コンサート》

《緊急企画》『いきなり♪コンサート』Part 11 セントラル愛知*ファゴット&弦楽四重奏

20208/11 (火)
14:00開演 13:30開場

出演者
大津敦(ファゴット) 【プシャーテル・カルテット】寺田史人(ヴァイオリン)、吉岡秀和(ヴァイオリン)、小中能会真(ヴィオラ)、本橋裕(チェロ)
曲目
ヒンデミット:ミニマックス より
       朝7時に湯治場で二流のオーケストラ奏者によって初見で演奏された
       「さまよえるオランダ人」序曲
ドヴィエンヌ:ファゴット四重奏曲 ヘ長調 Op.73-2
ハイドン:弦楽四重奏曲 第38番 Op.33-2 Hob.III:38「冗談」

新型コロナウィルス感染拡大の影響により、3月からほぼ3ヶ月間、愛知県内に拠点を置く4つのオーケストラは、演奏の機会を失っています。経済的なことも重要な問題ですが、それと同時に音楽家にとって演奏する場が無いということの歯がゆさ、いたたまれなさは、想像するに余りあるものです。

一方、宗次ホールでは、3月以来100公演以上が中止に追い込まれながらも、6月よりやっと段階的にコンサートを再開し始めました。そこで、オーケストラの演奏活動再開が軌道に乗るまでの間、その楽員さんに“いきなり”出演していただいてはどうか、というのがこの企画の発端です。

タイトルの通り、公演実施発表から1ヶ月足らずの超短期間で“いきなり”開催。チラシも無ければチケットも無し。上演1時間休憩なし。お申し込みは基本的にメールフォームで、というシンプルで“いきなり”かつ“粋な”コンサートを目指します。

◆料金 2,000円
 公演当日、入場時に現金または宗次ホールコンサートクーポンで支払い。
 (出来るだけお釣りの出ないようご用意ください。)

◆上演時間 約60分(休憩はありません)



◆ご来場のお客様へのアンケート


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(質問・回答ページが開きます)





◆注意事項
 ○定員 約150名(感染の状況によって、定員が増減する場合があります。)
 ○自由席(分散して着席するため、使用できないお席がございます。)
 ○お客様のご来場状況によっては混雑緩和のため開場時間を早めることがあります。
 ○お客様から申込時に頂いた個人情報は、万一当館が感染経路となった疑いが持たれた場合
  保健所等関係各所に開示される場合がございます。ご了承ください。
 ○館内ではマスクを正しく着用して頂き、適宜 手洗い・消毒の励行をお願いいたします。
 ○お申し込みを多数いただいた場合・・・
  ―定員に達しましたら以降お申し込み受付を終了いたします。
  ―当日券のご用意は確約できません。事前予約にご協力よろしくお願いいたします。

主催:宗次ホール
企画協力:セントラル愛知交響楽団


8月1日(土)10:00より、専用メールフォームで受付開始。 ※同日同時刻より宗次ホールチケットセンターへの電話・FAX・窓口来店でご予約承ります。


『いきなり♪コンサート』7~8月の他公演の予定


 Part 5 7月3日(金)中部フィル:ピアノ三重奏 
 Part 6 7月13日(火)セントラル愛知:弦楽三重奏  
 Part 7 7月16日(木)名フィル:弦楽四重奏  
 Part 8 7月19日(日)名フィル:ピアノ三重奏 
 Part 9 7月31日(金)名フィル:弦楽四重奏  
 Part 10 8月1日(土)   中部フィル:クラリネット&弦楽四重奏 
 Part 12 8月17日(月)中部フィル:弦楽四重奏
 Part 13 8月23日(日)愛知室内:ヴァイオリン四重奏
 Part 14 8月30日(日)名フィル:弦楽四重奏


Part 11 出演者からのメッセージ



 皆さんこんにちは、コロナ禍の影響が再び大きくなり、収束が見えないばかりか色々な面での心配が尽きないところかと思いますが、それぞれに厳しい状況の中コンサートにお越しくださいまして誠にありがとうございます。そして、未だイベント開催には慎重にならざるを得ないご時世、感染リスクを生じないよう最大限の対策を講じながら我々演奏をする者にお客様の前で演奏する機会、場所を設けてくださった宗次ホールをはじめとする関係各位に感謝申し上げます。

 2月末から連日新型コロナウイルスの報道が続き、追いかけるようにしてコンサートの中止や延期の連絡が入りまして、早くも5ヵ月あまりが経ちました。その間、オーケストラの練習はもちろん室内楽など人が集まる練習もできませんでした。今回はようやくセントラル愛知のメンバーで室内楽をできるという喜びを感じつつ、今演奏するのにちょうどいい普段なかなか取り上げないユニークな曲を織り交ぜたバラエティーに富んだ内容をギュッと凝縮してお届けしたいと思います。嬉しい、悲しいを通り越してただただ楽しい音楽を味わっていただけましたら幸いです。音楽を楽しむと免疫力もアップするのではないかと思っています(※個人の感想です)。

 末筆になりましたが先月の豪雨では九州、東海地方を含む広範囲に渡り多くの方々が被災されました。被害に遭われた方々にお悔やみ申し上げますと共に、コロナの感染に留意しながら一刻も早い復興をお祈り申し上げます。
寺田史人


曲目について


パウル ヒンデミット (1895-1963)

20世紀ドイツを代表する作曲家が、2つの大戦の狭間の時期であり、かつ自身がアラサーであった頃、自らも演奏した弦楽四重奏のために書いたユーモアたっぷりの2作品を聴いていただく。

ミニマックス "弦楽四重奏のための軍楽隊のレパートリー" より
【 Minimax 】 "Repertorium fuer Militaermusik" fuer  Streichquartett  (1923)

 "ヴァッサーディヒターとフォーゲルバウアー"への序曲
  Overtuere zu "Wasserdichter und Vogelbauer"

 「Minimax」は1923年にドナウエッシンゲン室内楽音楽祭にて作曲家自身がヴィオラ奏者を務めたアマール弦楽四重奏団により初演された。曲名は音楽祭設立に尽力したフュルステンベルク王子マックスエゴン2世夫妻のニックネームが由来である。全6曲からなり、第一次世界大戦に陸軍軍楽隊に従軍した時に人気だったメロディをふんだんに盛り込んだ。本日演奏する第2曲はスッペの「詩人と農夫 (Dichter und Bauer)」のパロディーで、表題は直訳すると「防水と鳥籠」であるがこれは音楽祭のパトロンの名前とのかけことばになっているようである。

 " 朝7時に湯治場で二流のオーケストラによって初見で演奏された「さまよえるオランダ人」序曲 "
  Ouvertüre zum "Fliegenden Holländer", wie sie eine schlechte Kurkapelle morgens um 7 am Brunnen vom Blatt spielt

 まず最初に妙に長大な表題が目につく。どうやら世界一長い名前の弦楽四重奏曲のようである。リヒャルト・ワーグナーの歌劇『さまよえるオランダ人』序曲を下敷きとし、変容させているのだが、ではどのように変容させたのかというと、ズバリ「下手糞に」。ワーグナーの原曲で用いられる和音やユニゾンをわざわざ音程をずらして書き、弾き手に「下手糞」を正確に再現する技術を求める。曲の最後にはかの有名なワルツをパロディとして用いている。
 (文:本橋 裕)

ドヴィエンヌ : ファゴット四重奏曲 ヘ長調 Op.73-2

 Ⅰ. アレグロ
 Ⅱ. アダージョ
 Ⅲ. グラツィオーソ・コン・ヴァリアツィオーニ

 フランソワ・ドヴィエンヌは1759年生まれのフランスの作曲家で、フルート奏者、ファゴット奏者としても活躍した。一般的にあまり著名な作曲家ではないが器楽曲を数多く書いており、ファゴットのためには協奏曲を5曲の他、デュオ、トリオ、ソナタを多数、そして今回の編成の弦楽器との四重奏曲を3曲のこしている。軽快な曲想を得意としており、“フランスのモーツァルト”とも評されていて(モーツァルトは1756年生まれなのでほぼ同時期似活躍)、実際20世紀初頭まで彼の協奏曲がモーツァルトのファゴット協奏曲の第2番だと勘違いされ出版されていた程である。今日お聴きいただくのは3曲の中で最も元気で勢いのある第2番で、ファゴットと1stヴァイオリンのテクニカルな競演、そしてそれを融合する弦楽器のアンサンブルに是非ご注目いただけたらと思います。 
(文:大津 敦)
ハイドン : 弦楽四重奏曲 第38番 変ホ長調 Op.33-2 Hob.III-38「冗談」

 Ⅰ. アレグロ・モデラート・カンタービレ
 Ⅱ. スケルツォ:アレグロ
 Ⅲ. ラルゴ・エ・ソステヌート
 Ⅳ. フィナーレ:プレスト

 この曲はハイドンが1781年に作曲した、全6曲からなる「ロシア四重奏曲」という曲集の2曲目である。「ロシア四重奏曲」の呼び名は、ハイドンがウィーンで交流のあったロシア大公にこの曲集を献呈した事に由来する。のちにモーツァルトがこの「ロシア四重奏曲」に大変感銘を受け、同じ6曲の弦楽四重奏曲「ハイドン・セット」を作曲した事でも知られている。
 本日演奏するOp.33-2は4つの楽章から成る。軽やかで楽しい第1楽章、軽快なスケルツォとトリオで構成された第2楽章、緩徐楽章の第3楽章、速いテンポの第4楽章と、全体に楽しい雰囲気の曲である。また最終楽章のユーモアある終わり方から「冗談」という愛称がつけられている。
 (文:小中 能会真)


出演者プロフィール


大津 敦(ファゴット)Atsuchi Otsu
1976年、岐阜県大垣市出身。名古屋音楽大学卒業。ドイツ国立フライブルク音楽大学大学院修了。フライブルク歌劇場管弦楽団の契約団員を経て、現在セントラル愛知交響楽団団員。金城学院大学、名古屋音楽大学各非常勤講師。豊田市ジュニアオーケストラ指導者。愛知県東海市在住。これまでにファゴットを伊藤武、大須賀達也、青谷良明、小山昭雄、前田信吉、カール・オットー・ハルトマン、シュテファン・シュヴァイゲルト、クラレンス・ボーナーの各氏に、コントラファゴットをアンゲラ・ベルクマン氏に師事。

【プシャーテル・カルテット】

寺田 史人 (1stヴァイオリン) Fumihito Terada
明治大学経営学部卒業後、桐朋学園大学音楽学部ディプロマコースに進み、チェコ共和国プラハ音楽院にて研鑽を積む。カルロヴィ・ヴァリ交響楽団第1ヴァイオリン奏者、西チェコ交響楽団コンサートマスターを経て現在セントラル愛知交響楽団コンサートマスター。寺田弦楽四重奏団主宰、プシャーテル・カルテットメンバー。金城学院大学非常勤講師、名古屋芸術大学非常勤講師、ヤマハミュージックリテイリング講師。

吉岡 秀和 (2ndバイオリン) Hidekazu Yoshioka
京都市立芸術大学音楽学部卒業。これまでにヴァイオリンを久合田緑・稲垣琢磨・稲垣美奈子・脇田稔の各氏に師事。卒業後は関西地方を中心にフリー奏者として演奏活動を行い、2002年にセントラル愛知交響楽団に入団。現在、同楽団のアシスタントコンサートマスター。プシャーテルカルテットメンバー。金城学院大学非常勤講師、四日市交響楽団トレーナー、中津川音教センター講師。

小中 能会真 (ヴィオラ) Noema Konaka
4歳よりヴァイオリンを始める。国立音楽大学音楽学部卒業。大学卒業後、ヴィオラに転向。2000年、渡欧。ハンガリー国立リスト音楽院とウィーン国立音楽大学でヴィオラと室内楽を学ぶ。その間、各地で演奏活動を行う。2007年セントラル愛知交響楽団に入団。プシャーテルカルテットメンバー、金城学院大学非常勤講師。ヴィオラを J.ウェーバー、G.ポングラーツ、S.フューリンガーの各氏に師事。

本橋 裕 (チェロ) Yuu Motohashi
7歳よりチェロを始める。2002年、チェコ共和国プラハ音楽院へ留学。オーボエ奏者ヤン・トゥリ氏が主宰するトゥリ・アンサンブルに参加、チェコ各地で演奏活動を行う。これまでに、中島顕、寺田義彦、ユルンヤコブ・ティム、ミロスラフ・ペトラーシュ、岩本忠生、ベアンテ・ボーマンの各氏に師事。2008年よりセントラル愛知交響楽団チェロ奏者。プシャーテルカルテットチェロ奏者。金城学院大学非常勤講師。


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