1. トップ
  2. 公演一覧
  3. 一般公演
  4. 《緊急企画》名フィル×...

演奏家応援企画 第4弾 名フィル×宗次ホール《いきなり♪コンサート》

《緊急企画》名フィル×宗次ホール『いきなり♪コンサート』Part 4 ヴィオラ四重奏

20206/27 (土)
14:00開演 13:15開場

出演者
石橋直子ヴィオラ四重奏・ヴィオニッシモ! 石橋直子、今村聡子、小林伊津子、池村明子(ヴィオラ)
曲目
ノアック:小妖精の行進
葉加瀬太郎:情熱大陸
荒井由実:ひこうき雲
J. S. バッハ:シャコンヌ(無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調 BWV.1004より)
熊本県民謡:おてもやん
スメタナ:歌劇『売られた花嫁』より「道化師の踊り」
マーティン:チャルダッシュ

※混雑緩和のため、開場時間を15分早め13:15といたします。ご了承ください。

新型コロナウィルス感染拡大の影響により、3月からほぼ3ヶ月間、演奏出来なくなっている名古屋フィルハーモニー交響楽団。無観客コンサートどころか団員が集まることも困難で、リハーサルすら出来ない日々が続いています。経済的なことも重要な問題ですが、それと同時に音楽家にとって演奏する場が無いということの歯がゆさ、いたたまれなさは、想像するに余りあるものです。

一方、宗次ホールでは、3月以来100公演以上が中止に追い込れていますが、感染の再拡大を懸念しつつ、6月よりやっと段階的にコンサートを再開し始めました。そこで、オーケストラとしての演奏活動再開まで、今しばらく時間を要するとみられる名フィルの楽員さんに“いきなり”出演していただいてはどうか、というのがこの企画の発端です。

タイトルの通り、公演実施発表から1ヶ月足らずの超短期間で“いきなり”開催。チラシも無ければチケットも無し。上演1時間休憩なし。お申し込みは基本的にメールフォームで、というシンプルで“いきなり”かつ“粋な”コンサートを目指します。

◆料金 2,000円
 公演当日、入場時に現金または宗次ホールコンサートクーポンで支払い。
 (出来るだけお釣りの出ないようご用意ください。)

◆上演時間 約60分(休憩はありません)



◆ご来場のお客様へのアンケート


コンサートはいかがでしたか? 是非アンケートにご協力下さい



▶▶▶アンケートはこちらから◀◀◀

(質問・回答ページが開きます)





お申込み後、公演前日の午前中までに宗次ホールより予約確認のメールをお送りいたします。
※宗次ホール @munetsuguhall.com からのメールを確実に受信できるよう設定をお願いいたします。

◆注意事項
 ○定員 約150名(感染の状況によって、定員を増やすことがあります。)
 ○自由席(分散して着席するため、使用できないお席がございます。)
 ○お客様から申込時に頂いた個人情報は、万一当館が感染経路となった疑いが持たれた場合
  保健所等関係各所に開示される場合がございます。ご了承ください。
 ○館内ではマスクを正しく着用して頂き、適宜 手洗い・消毒の励行をお願いいたします。
 ○お申し込みを多数いただいた場合・・・
  ―定員に達しましたら以降お申し込み受付を終了いたします。
  ―当日券のご用意はありません。事前のお申込みにご協力よろしくお願いいたします。

主催:宗次ホール
企画協力:名古屋フィルハーモニー交響楽団


6月20日(土)10:00より、専用メールフォームで受付開始(予約可能数に達したら受付終了)。 ※電話・窓口での予約受付は行いません。ご了承ください。


名フィル×宗次ホール 『いきなり♪コンサート』他の予定


お客様の反応と感染状況をみながら、今後も不定期に開催を計画中!

・6月14日(日)14:00 Part 1  ピアノ三重奏
・6月20日(土)14:00 Part 2 弦楽四重奏
・6月21日(日)14:00 Part 3 中低弦三重奏
 


Part 4 出演者からのメッセージ



 
 2月末、愛知県立芸術大学さんとの合同演奏会本番目前で演奏活動が全て中止になってから、もう4ヶ月になろうとしています。自粛期間中は特に、音楽家が社会に貢献できることの必要性に悩む事もありましたが、保育園登園自粛を求められた小さな我が子たちと過ごす生活の中で、やはり歌やダンスというのは人間の本能であり、心の中には忘れられずに残っているものなのだと改めて気づかされました。

 今回も演奏いたします曲の中には、我が家でも大人気の曲がありまして、自粛期間中にピアニストの友人とリモート演奏で撮影した動画を見せると、大喜びで舞い踊り、「もっかい!もっかい!」と目を輝かせてリクエストされます。医療のようにすぐに目に見える結果は出せなくても、音楽を通して皆様の心に共鳴し、共感し、それが栄養や癒し、活力となって内面からの健康を生み出すお手伝いになれば嬉しく思います。
池村明子



 皆さんこんにちは! 名フィル・ヴィオラ・セクションは10年ほど前から、独自の演奏活動をしてきました。その代表が2010年からスタートした《ヴィオラッシモ!》という企画の演奏会で、第1回目はここ宗次ホールで開催されました。実はそれ以前にもヴィオラ・セクションそれぞれの団員がヴィオラだけのアンサンブルをすることもありました。特にヴィオラ・セクションが誇る吉田浩司氏による編曲により、既存のヴィオラ・アンサンブルに加えて、無限にレパートリーが増え続けております。それと並行して、石橋直子を中心としてヴィオラ・カルテットを、主に名フィルまちかどコンサートで展開してきました。

 今回のプログラムはヴィオラ・カルテットの作品もありますが、ヴァイオリン・パートをヴィオラで普通に弾いてしまうという技巧を見せつつ、ヴィオラ・アンサンブルの曲を紹介しつつ、また活動自粛の時間を活用して誕生した最近の曲を編曲したもので構成しました。どうぞ最後まで、ヴィオラの世界の一端を覗いてみてください。そして、楽しんでいただければ幸いです。
小林伊津子


出演者プロフィール


石橋直子(ヴィオラ)Naoko Ishibashi
桐朋女子高校音楽科を経て桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。霧島国際音楽祭 特別奨励賞、南日本テレビ放送賞など、受賞・コンクール入賞多数。ソロ、室内楽、国内主要オーケストラのゲスト首席奏者、レコーディング、Jポップ・アーティストのサポート等、ジャンルを問わず幅広く活動。桐朋オーケストラアカデミー嘱託演奏員、兵庫芸術文化センター管を経て、現在名フィル団首席ヴィオラ奏者。名古屋市立菊里高校音楽科、名古屋芸術大学、愛知県立芸術大学非常勤講師。

今村聡子(ヴィオラ)Satoko Imamura
福島県福島市出身。6歳からヴァイオリンを始める。武蔵野音楽大学ヴィオラ専攻を卒業、卒業演奏会に出演する。1997年より渡欧し、ウィーン市立音楽院を最優秀の成績で卒業、ディプロムを得る。2000年、2002年にPMFに参加。アンサンブル・フィービー、アロイージア・カルテットのメンバー。現在、名フィル次席ヴィオラ奏者。2020年度東海市アーティスト・イン・レジデンスを務める。

小林伊津子(ヴィオラ)Itsuko Kobayashi
愛知県立明和高校音楽科、愛知県立芸術大学器楽科卒業。大学在学時に室内楽でヴィオラを弾いたことがきっかけでヴィオラに興味を持ち、大学卒業と同時に名フィル入団。現在次席奏者を務める。1998年、1999年にリサイタル開催、『音楽の友』誌等で好評を得る。2004年結成のハル・カルテットで継続的な活動を続けるなど、室内楽にも積極的に取り組んでいる。同朋高等学校音楽科非常勤講師。春日井花の詩メンバー。

池村明子(ヴィオラ)Akiko Ikemura
7歳よりヴァイオリンを始める。兵庫県立西宮高校音楽科、京都市立芸術大学音楽学部卒業後、渡欧。ハンガリー国立リスト音楽院留学中にヴィオラに転向。2007年に帰国、名フィルに入団。2004年京都室内オーケストラとして第14回バロックザール賞を受賞。2013年ソロ・リサイタル開催。ヴァイオリンを故東儀幸、久合田緑、G. カパーシュ、ヴィオラを平田泰彦、市坪俊彦、L. バルショニィ、S. フューリンガーの各氏に師事。


チケットのご購入はこちら