演奏家応援企画 第4弾 名フィル×宗次ホール《いきなり♪コンサート》
《緊急企画》名フィル×宗次ホール『いきなり♪コンサート』Part 2 弦楽四重奏
2020年
6/20
(土)
14:00開演
13:15開場
- 出演者
- イリス・カルテット 矢口十詩子(ヴァイオリン) 松谷阿咲(ヴァイオリン) 石橋直子(ヴィオラ) アイリス・レゲヴ(チェロ)
- 曲目
- J.シュトラウス2世:ワルツ「春の声」Op.410
ベートーヴェン:ロマンス 第2番 ヘ長調 Op.50
ブラームス:ハンガリー舞曲 第5番 ト短調
ボロディン:ノクターン (弦楽四重奏曲 第2番 より)
モリコーネ(ボブ佐久間 編):
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より 愛のテーマ
ベートーヴェン:
交響曲 第5番 ハ短調 Op.67「運命」より 第1楽章 《弦楽四重奏版》
※混雑緩和のため、開場時間を15分早め13:15といたします。ご了承ください。
新型コロナウィルス感染拡大の影響により、3月からほぼ3ヶ月間、演奏出来なくなっている名古屋フィルハーモニー交響楽団。無観客コンサートどころか団員が集まることも困難で、リハーサルすら出来ない日々が続いています。経済的なことも重要な問題ですが、それと同時に音楽家にとって演奏する場が無いということの歯がゆさ、いたたまれなさは、想像するに余りあるものです。
一方、宗次ホールでは、3月以来100公演以上が中止に追い込れていますが、感染の再拡大を懸念しつつ、6月よりやっと段階的にコンサートを再開し始めました。そこで、オーケストラとしての演奏活動再開まで、今しばらく時間を要するとみられる名フィルの楽員さんに“いきなり”出演していただいてはどうか、というのがこの企画の発端です。
タイトルの通り、公演実施発表から1ヶ月足らずの超短期間で“いきなり”開催。チラシも無ければチケットも無し。上演1時間休憩なし。お申し込みは基本的にメールフォームで、というシンプルで“いきなり”かつ“粋な”コンサートを目指します。
◆料金 2,000円
公演当日、入場時に現金または宗次ホールコンサートクーポンで支払い。
(出来るだけお釣りの出ないようご用意ください。)
◆上演時間 約60分(休憩はありません)
◆ご来場のお客様へのアンケート
コンサートはいかがでしたか? 是非アンケートにご協力下さい
▶▶▶アンケートはこちらから◀◀◀
(質問・回答ページが開きます)
お申込み後、公演前日の午前中までに宗次ホールより予約確認のメールをお送りいたします。
※宗次ホール @munetsuguhall.com からのメールを確実に受信できるよう設定をお願いいたします。
◆注意事項
○定員 約150名
○自由席(分散して着席するため、使用できないお席がございます。)
○お客様から申込時に頂いた個人情報は、万一当館が感染経路となった疑いが持たれた場合
保健所等関係各所に開示される場合がございます。ご了承ください。
○館内ではマスクを正しく着用して頂き、適宜 手洗い・消毒の励行をお願いいたします。
○お申し込みを多数いただいた場合・・・
―定員に達しましたら以降お申し込み受付を終了いたします。
―当日券のご用意はありません。事前のお申込みにご協力よろしくお願いいたします。
主催:宗次ホール
企画協力:名古屋フィルハーモニー交響楽団
2020年6月13日朝10:00より、予約専用フォームにて受付開始。 ※電話・窓口での予約受付は行いません。ご了承ください。
名フィル×宗次ホール 『いきなり♪コンサート』他の予定
お客様の反応と感染状況をみながら、今後も不定期に開催を計画中!
・6月14日(日)14:00 Part 1 ピアノ三重奏
・6月21日(日)14:00 Part 3 中低弦三重奏
・6月27日(土)14:00 Part 4 ヴィオラ四重奏
Part 2 出演者からのメッセージ
旅行へ行く、映画館へ行く、友人同士で集まって飲食を楽しむ、学校へ行く、コンサート会場にコンサートを聴きに行く…当たり前だと思っていた日常が、突然非日常になってしまってからあっという間に4ヶ月近くが経ちました。緊急事態宣言も解除され、世の中も少しずつではありますが、以前の生活を取り戻し始めているように見えます。
私たちオーケストラ奏者にとっての日常…リハーサルへ行きみんなで練習し、コンサート会場でお客様の前で演奏する…そういった日常を取り戻すのには、まだまだ時間がかかりそうです。テクノロジーが進化し、リモート演奏や録音録画により演奏をすることは可能ではありますが、演奏家はやはり人前で演奏し、聴いていただくことで成長できる部分が多分にあります。生の演奏会を頻繁に開催できていた以前の日常が、コロナ禍を経た今、本当にありがたい事であったと実感しています。
このような折、宗次ホールさんのご助力によって、客席数などの諸制限はございますが演奏会をさせていただける事、心より御礼申し上げます。今回の弦楽四重奏の演奏で、少しでもお客様に生の音、奏者の息遣いなどを感じて楽しんでいただけたらと思います。私たち奏者にとっても久しぶりの生の本番、気合いを入れて臨みます! 皆様に会場でお会いできるのを楽しみにしております♫
松谷阿咲
出演者プロフィール
矢口十詩子(第1ヴァイオリン)Toshiko Yaguchi
名古屋市立菊里高校音楽科、桐朋学園大学卒業、同研究科修了。1995年名フィル入団。アフィニス文化財団より奨学金を得てロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・ミュージックに留学、ディプロマを取得。帰国リサイタルを開催、読売新聞にて「名古屋地区における貴重なヴァイオリニストである」と評される。2005年名古屋市民芸術祭審査員特別賞を受賞。第2ヴァイオリン首席を経て現在アシスタント・コンサートマスター。菊里高校非常勤講師。
松谷阿咲(第2ヴァイオリン)Asaki Matsugai
豊田市出身。愛知県立岡崎高校卒業。早稲田大学商学部卒業後に渡仏、国立ヴェルサイユ音楽院の最高過程に入学。同音楽院を首席卒業後、ウィーンでライナー・キュッヒル氏に師事。2011年名フィル入団。2016年ベルリンに留学、Das Orchester Berlinなどに客演。ソリスト、室内楽奏者としても幅広く活躍。これまでに吉野淳子、鈴木愛子、イゴル・ヴォロシン、ライナー・キュッヒル、戸澤哲夫、荻原尚子、トマシュ・トマシェフスキーの各氏に師事。豊田文化奨励賞受賞。
石橋直子(ヴィオラ)Naoko Ishibashi
桐朋女子高校音楽科を経て桐朋学園大学卒業、同大学研究科修了。霧島国際音楽祭 特別奨励賞、南日本テレビ放送賞など、受賞・コンクール入賞多数。ソロ、室内楽、国内主要オーケストラのゲスト首席奏者、レコーディング、Jポップ・アーティストのサポート等、ジャンルを問わず幅広く活動。桐朋オーケストラアカデミー嘱託演奏員、兵庫芸術文化センター管を経て、現在名フィル団首席ヴィオラ奏者。名古屋市立菊里高校音楽科、名古屋芸術大学、愛知県立芸術大学非常勤講師。
アイリス・レゲヴ(チェロ)Iris Regev
クリーヴランド音楽院を経て、ジュリアード音楽院(音楽学士)を卒業。イスラエル・フィル、イスラエル室内管、バンコク響とソリストとして共演。室内楽では、カーネギー・ホールでのトリオ・コンサートに出演するほか、マイアミでピンカス・ズーカーマンと弦楽五重奏を共演。これまでにジュピター響、サンパウロ響(副首席奏者)、リオデジャネイロ州立管(副首席奏者)、イスラエル・フィルに在籍。2018年名フィル入団、現在首席チェロ奏者を務める。