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第9回宗次エンジェルヴァイオリンコンクールが終わりました


ずいぶんと久しぶりの更新になってしまいました。
お蔭様で毎月平均24本の主催公演を開催しておりますが、先月にはコロナ禍を経てなんと6年ぶりとなる
【宗次エンジェルヴァイオリンコンクール】を無事開催することが出来ました。
改めまして、受賞者の皆様本当におめでとうございます!

(敬称略)
第1位  橘和 美優
第2位  Youjin Lee/Georgii Moroz
第4位  大野 有佳里
第5位  Jiyoon Lee
中部フィルハーモニー交響楽団賞  橘和 美優
聴衆賞 橘和 美優

●大会の概要・要項等はこちらをクリックしてください

●大会のパンフレットはこちらをクリックしてください

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6年ぶりということで、スタッフも気を引き締めてお待ちしておりました!
初日(2023/3/21)には参加者の皆様と審査員の先生方をお迎えし、説明会を開催。
審査委員長ピエール・アモイヤル先生の、「ヴァイオリニストとしてのキャリアを選択するのならば、良い結果と悪い結果、両方に向かいあう強さが必要です」といった内容のスピーチが印象的でした。




ホワイエには、入賞者への副賞である名器がずらり。
40名の方が録音審査を通過され、そこから16名の方が3/22~3/23開催の二次予選へ進出(出場は15名)されました。






ファイナリスト5名の御名前が発表されると、本選の演奏順はくじ引きで決定されました。
二次予選に出場された15名の皆様、素晴らしい演奏でした!

そして3/24は翌日のオーケストラとの本選のためのリハーサル。
コンパクトな宗次ホールのステージにオーケストラが乗れるよう、最前列の客席を取り外して張り出し舞台を設営します。
指揮の曽我大介マエストロ、中部フィルハーモニー交響楽団の皆様もとてもあたたかく、エネルギッシュにファイナリストたちを支えてくださいました!有難うございます。





そして迎えた3/25の本選。
まずはイ・ユジン(Youjin Lee)さんによるメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64です。






続いてモローズ・ゲオルギ(Georgii Moroz)さん。再びメンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 Op.64。







休憩をはさみ、橘和 美優(きつわ みゆ)さんによるチャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.35





続いてイ・ジユン(Jiyoon Lee)さん。ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77 です。






2度目の休憩をはさみ、最後は大野有佳里(おおの ゆかり)さんによるブラームス:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op.77。






そして表彰式の開始。
代表の宗次、そして審査員の先生方から感謝と激励の言葉が贈られます。





そして結果発表。
第1位、中部フィルハーモニー交響楽団賞、そして聴衆賞を受賞された橘和 美優さん。


同率 第2位 イ・ユジンさんとモローズ・ゲオルギさん




第4位  大野 有佳里さん


そして第5位  イ・ジユンさんです


みなさまのおかげで素晴らしい会となりましたこと、改めて御礼申し上げます!!



受賞者の方々もお互いの演奏を労いあい、とてもあたたかい会となりました。
挑戦してくださった全ての方々の、今後ますますのご活躍をお祈りしております!
そして応援してくださった多くの聴衆の皆様に、改めて御礼申し上げます。

受賞者の方々には、3年間楽器が貸与されました。
新しい楽器で、皆様が益々充実した挑戦を続けてくださいますように!
ホールスタッフ全員で応援しております。


スタッフ ひろた


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