塙美里&フェデリコ・コカ・ガルシア サクソフォン・デュオ・リサイタル
2023年
5/20
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 塙美里、フェデリコ・コカ・ガルシア(サクソフォン)島田彩乃(ピアノ)
- 曲目
- [フェデリコ]
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲より 第1楽章
F.ドップラー:ハンガリー田園幻想曲
[塙美里]
サンサーンス:ヴァイオリン協奏曲 第3番より 第3楽章
F.P.デュミラック:小組曲
[ デュオ ]
F.ドップラー:アンダンテとロンド作品25
F.クーラウ:協奏的三重奏曲 作品119
A.ヴィヴァルディ:ラ・フォリア
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発売日:2023年1月15日 ちょこっとスムーズ予約可
塙美里(サクソフォン)
類いまれな感受性や深みを持つスーパーソリスト。U.F.A.M国際音楽コンクール優勝、審査員特別賞受賞。レオポルド・ベラン国際音楽コンクール、北欧国際音楽コンクール、ヒナステラ音楽コンクール第1位。釜山国際音楽コンチェルトコンペティションにてアーティスト特別賞受賞。フランス、セルジー・ポントワーズ音楽院、カンブレ音楽院を首席で卒業。前田記念奨学生奨学金を授与される。
ソリストとして日本センチュリー交響楽団、イスラエル・フィル・ハーモニー、ウィーン交響楽団と共演。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン、NHK「リサイタル・ノヴァ」に出演。セルマー、ヴァンドレン・パリの所属アーティスト。増山美知子奨励ニューアーティストシリーズに出演。
オクタヴィアレコードより「エディット・ピアフを讃えて」「ロンド・カプリチオーソ」をリリース。
これまでにグラナダ、カサレス、ヤングスタウン、ピッツバーグ、コロンバス、フィアモンテ、フォルストブルグの各音楽大学にてマスタークラスを開催。東京オペラシティ文化財団B-C出演。文化庁新進芸術家海外派遣研修員としてスペインとフランスで研修を積む。
さわかみオペラ財団助成アーティスト。“Golden Classical Music Awards”で優勝しニューヨークのカーネギーホールに招待されリサイタルを開催し満員の観客から賞賛を得た。
音楽を愛する皆様へ
いつもあたたかい応援をいただき誠にありがとうございます。早いもので私ももはや「若手」といつまでも呼べる部類ではない年齢に差し掛かり音楽家としての「本当の幸せ」を改めて考えるようになりました。そこにたどり着いた答えはただ一つ、「大切な人と音楽を奏で分かち合いたい」という強い想いです。
今回皆様にご紹介させていただきますフェデリコ氏は 18年前私が初めてパリを訪れた時に生まれて初めて本物のフレンチスタイルのソプラノサクソフォンを聴き一瞬にしてその音色に心を奪われた相手です。彼の音色が今の私の原点となったわけですが目を瞑るといつもその記憶が鮮明に思い出されます。
それから長い時を経て今ここに共に音を重ねられる喜びでいっぱいです。
私の耳の確かな記憶のように、その音が消えて聴こえない響きだけが残るように、皆さまにもきっとその余韻は消えない事でしょう。
そして同じフランスの空の下で音楽人生のエキスを存分に吸い込んだメンバーによるトリオにも是非ご期待ください!
フェデリコ・コカ・ガルシア(サクソフォン)
グラナダ生まれ。10歳でサクソフォンを始め、ハエンとグラナダの音楽院で1等賞を受賞し、マドリード音楽院でフランシスコ・マルティネスに師事。審査員全員から賞賛を受けて大学院を卒業。19歳でジャン=ドニ・ミシャ氏に師事。リヨン市立音楽院の満場一致の金メダルを獲得し、パリ国立高等音楽院を一位で卒業した最初のスペインのサクソフォン奏者。特別賞を受賞したギャップ(フランス)の若いサクソフォン奏者のための国際コンペティション、国際音楽コンクール・ヴィラ・デ・ベニドーム(スペイン)、タラゴナ(スペイン)、パリ(フランス)で行われたサクシアナサックスカルテットの国際コンクール等すべてのコンクールで第一位受賞。ヤマハ音楽財団 IN Europeから助成金を受け、キエフ(ウクライナ)で国際セルマー・パリ国際コンクールで入賞。
マドリード交響楽団と共にマドリード・オペラ座のマドリディオ・オペラでサクソフォン奏者を務め、スペイン放送テレビ交響楽団、スペイン国立管弦楽団、カスティーリャ・イ・レオン交響楽団、ドイツのシュレースヴィヒ=ホルシュタイン・ミュジーク・フェスティバル・オーケストラと共演。サクソフォンアンサンブル「スクランテ」のメンバーとしてヨーロッパ各地でコンサートや講習会を開催している。FNAPEC国際室内楽コンクールで優勝し「Coup de coeur」の受賞。
コレリア・レーベルより3枚のCDをリリース。
セルマー専属アーティスト。現在マニュエル・カラ音楽院(スペイン マラガ)教授。
日本の皆様へ
この度は偉大なサクソフォン奏者である塙美里さんから日本に招待していただき、大変光栄に思っています。ここ数十年、日本のサクソフォンスタイルはヨーロッパでも世界基準とみなされてきました。日本のビブラートの表現力、音の温かさは、すでにこの国の特徴であり、昔から世界中の人々がそれを真似ようとしてきました。フレンチスタイルに属する私の演奏を、偉大なピアニスト島田彩乃さんと共に、私の祖国であるスペインの音楽で表現したいと思います。日本の知恵を吸収して、いつか自分の演奏に取り入れることができればと思います。皆様にお会い出来る事を楽しみにしております!
島田彩乃(ピアノ)
桐朋女子高等学校音楽科を首席卒業。パリ国立高等音楽院、エコールノルマル音楽院修了、さらに文化庁海外留学制度研修員としてライプツィヒ音楽大学にて研鑽を積む。ジャン・フランセ国際コンクール第1位、シドニー国際コンクール第4位等、国内外数々のコンクールにて優勝、入賞。
これまで、東京フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団、ヨハネスブルグ交響楽団等と共演。アマチュア団体<アンサンブル・カンターレ>とは、2012年により定期的に協奏曲共演を行っている。また、室内楽奏者としても精力的に活動、カール=ハインツ・シュッツ(ウィーンフィル首席フルート奏者)、ラモン・オルテガ=ケロ(バイエルン響首席オーボエ奏者)、漆原啓子、金川真弓(以上ヴァイオリン奏者)、ニルス・メンケマイヤー(ヴィオラ奏者)、林 峰男、木越 洋、アラン・ムニエ(以上チェロ奏者)等、国内外のアーティストと多数共演、厚い信頼を得ている。公演の様子がNHK BS「クラシック倶楽部」、NHK FM「ベスト・オブ・クラシック」にてたびたび放送される。ピアニスト5人のユニット<パリ5人組>、ピアノと弦のアンサンブル<メルセデス・アンサンブル>メンバー。
CD『ドビュッシー/デュティユー/ラヴェル』、『ブラームス:ピアノ作品集』(レコード芸術特選盤)をリリース。
演奏活動と並行して、コンクール審査など後進の指導にも力を注いでいる。上野学園講師。