Musica Penenka賞 受賞記念コンサート 日本とチェコの音楽の架け橋
2023年
2/18
(土)
16:00開演
15:30開場
- 出演者
- 大海佳之(ヴァイオリン)前田陽一朗(ピアノ)
- 曲目
- ドヴォルジャーク:名曲集
月に寄せる歌~我が母の教えたまいし歌 他
フィビヒ:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ ニ長調
スメタナ:我が故郷より
ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
カプラーロヴァー:4月の前奏曲 Op.13 [ピアノソロ]
マルティヌー:5つのマドリガーレ・スタンザ H.297
主催:宗次ホール (申込専用メールフォームが開きます)
共催/ Musica Panenka日本・チェコ楽友協会
後援:一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)
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発売日:2022年11月13日 ちょこっとスムーズ予約可
Musica Panenkaチェコ音楽の祭典プロジェクトは、チェコのピアノ巨匠ヤン・パネンカ氏(1922-1999)の名前を冠し、親日家であったパネンカ氏生誕100年を記念して2022年にスタートしました。日本においてチェコ音楽作品を紹介するとともに、両国間の音楽交流を深めることを目指しています。この演奏会は、2022年初開催のチェコ音楽の祭典オーディションでMusica Panenka賞(グランプリに相当)を受賞した演奏家が出演する褒賞コンサートです。
Musica Panenkaチェコ音楽の祭典WEB:https://www.musicapanenka.com/
Musica Panenka チェコ音楽の祭典2022 オーディション
審査員長 ヴァーツラフ・レメシュ先生より
Musica Panenka賞 受賞記念リサイタルの開催、おめでとうございます。ヴァイオリンとピアノによる見事なアンサンブルをお楽しみいただけることでしょう。チェコよりご盛会をお祈りしています。
新型コロナウィルス出現前には、宗次ホールで行われる弦楽四重奏コンクールの審査員として、私は定期的に来日しておりました。このコンクールは、審査員教授陣によるマスタークラスを受けた後にコンクールに臨むという、唯一無二のものです。単に競うだけでなく、若い世代の音楽家を育て伝承していくという趣旨に大変共感し、心から尊敬の念を持っています。
そして2022 年、チェコ音楽作品に特化しているオーディションが名古屋で誕生しました。声楽も含め様々な楽器や編成で参加できる画期的なオーディションです。参加者全員の演奏を映像で聴かせていただきましたが、全体的にレベルが高く作品の特徴をしっかり捉えた魅力的な演奏の数々が、今も心に残っています。
このプロジェクトを機に日本とチェコの音楽交流が一層盛んになり、両国の学生や演奏家、指導者同士の交流がますます深まっていくことに期待しています。
チェコ音楽の祭典 Musica Panenka賞
受賞記念コンサートに寄せて
チェコ音楽の祭典 プロジェクトは、2022年名古屋で誕生しました。コロナ禍において自由に行き来することができず、一時は国際的な音楽交流も途絶えてしまいそうでしたが、そのような状況下であっても、「世界へと一歩踏み出す夢や希望を持ち続けてほしい」という想いからこのプロジェクトがスタートしました。
7年間のチェコ滞在中に知り合った友人・同僚、先生方も、私と同じように、音楽を通じてつながりや絆を大切にしていこうとするプロジェクトの趣旨に大いに賛同し、多くの方の協力を得て日本とチェコ合同でオーディション審査が実現しました。
恩師であるパネンカ先生、共に演奏しながら音楽家として導いてくれたプラジャーク弦楽四重奏団のレメシュさん、弦楽四重奏コンクールの審査員としてレメシュさんを継続的に招いている宗次ホール、これらの何か一つかけてもこのプロジェクトは成立しなかったでしょう。奇跡のような出会いと感動が、このプロジェクトの原動力となっています。
ユーモアたっぷりの会話を楽しむチェコ人の音楽には、のどかで温かく素朴な味わいがあります。日本人にとってどこか懐かしい原風景の中にいるよう、と話される方も少なくありません。このコンサートが皆様にとって新しい発見や喜びに満ちた機会となることを願っています。
Musica Panenka日本・チェコ楽友協会 代表 榊原 祐子
大海佳之(ヴァイオリン)Yoshiyuki Daikai, Violin
名古屋市出身。愛知県立明和高等学校普通科卒業。京都市立芸術大学音楽学部卒業。桐朋学園大学院大学修士課程修了。これまでにヴァイオリンを野添弥麻美、故近藤フミ子、神戸潤子、北垣紀子、ギオルギ・バブアゼ、藤原浜雄、佐藤一紀の各氏に師事。ミュージック・キャンプ・プラハにて石川静、インジッフ・パズデラ、レオシュ・チェピツキー、イルジー・フィッシャーの各氏のマスタークラスを受講。2007年、プラハのモーツァルト記念館にて恩師、北垣紀子氏とジョイントリサイタルを開催。2013~ 2016年まで兵庫芸術文化センター管弦楽団にコアメンバーとして在籍。在籍中にルイジ・ピオヴァノ、ナビル・シェハタ、戸田弥生の各氏と室内楽を共演。
現在は関西を中心にソロ、室内楽、オーケストラへの客演などの演奏活動を行うと共に、後進の指導にもあたっている。京都桂川ヴァイオリン教室講師。2020年より桂川ピアノカルテットを主宰。
前田 陽一朗(ピアノ)Yoichiro Maeda, Piano
愛知県小牧市出身。名古屋市立菊里高校音楽科、東京藝術大学器楽科を経て桐朋学園大学院大学演奏研究科修了。以降ピアノ、室内楽奏者、また指揮者として演奏を行っている。ニューヨークのSMF音楽コンクールで優勝後、2年連続で同音楽祭に招聘され、協奏曲やリサイタルの演奏はいずれも好評を博した。秋山和慶氏指揮、中部フィルハーモニー管弦楽団と協奏曲を共演したほか神奈川にてピアノソナタ全曲演奏会企画などベートーヴェンを取り上げることが多い。指揮者としてはサン=オートム室内管弦楽の指揮者としてPTNAほか各地の演奏会で指揮を務めている。その他《ブルグミュラー 25の練習曲》を協奏曲に編曲した版は初演以降、各地で子供たちに親しまれ演奏されている。
指揮を黒岩英臣、Lorenzo Tazzeri、ピアノを細田和枝、佐野翠、西川秀人、Albert Lotto、野島稔、若林顕、理論を秋山徹也、青島広志、新実徳英の各氏に師事。桃花台文化親善大使。全日本ピアノ指導者協会正会員。