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3人の名手による楽興のとき シューベルトの室内楽

202212/4 (日)
14:00開演 13:30開場

出演者
練木繁夫(ピアノ)フェデリコ・アゴスティーニ(ヴァイオリン)花崎薫(チェロ)
曲目
オール・シューベルト・プログラム

アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821(チェロとピアノ編)
ヴァイオリン・ソナタ イ長調 Op.162, D.574
ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 Op.100, D.929


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発売日:2022年8月14日 ちょこっとスムーズ予約可


練木繁夫 Shigeo Neriki, Piano(ピアノ)
 1976年ツーソンのバイエニアル・ピアノ・コンクールと79年ピッツバーグのスリー・リヴァーズ・ピアノ・コンクールで1位に輝いた。 これまでにボストン響、シカゴ響、ピッツバーグ響、ワシントン・ナショナル響等と共演。アメリカ国外でもメキシコ国立響、フランス放送管、そしてN響を含む日本の主要なオーケストラと共演。また、76年より、チェロの巨匠ヤーノシュ・シュタルケルとともに世界各地を公演した。 09年紀尾井ホールでの「デビュー 30周年記念リサイタル」は、各方面から高い評価を得た。
 室内楽奏者としてもヨーロッパ、アジア、北米のコンサートやフェスティバルに数多く出演。
 93年第24回サントリー音楽賞を受賞。90年シュタルケルと収録したD.ポッパーの作品のCDが、グラミー賞のソリスト部門にノミネートされた。97年にはオール・シューマン・プログラムの「パピヨン」が、文化庁芸術祭賞作品賞を受賞。1981年~ 2015年までインディアナ大学で教鞭をとった。飯守美絵子、大島正泰、ジョルジュ・シェボックに師事。
 現在、桐朋学園大学名誉教授、相愛学園大学客員教授、エリザベト音楽大学非常勤講師。サントリー室内楽アカデミー・ファカルティー。
 リサイタルのみならず、室内楽、オーケストラ共演と幅広く活躍中。
 著者に室内楽の楽しさを書いた「Aをください」(春秋社)がある。

フェデリコ・アゴスティーニ Federico Agostini, Violin(ヴァイオリン)
 イタリア・トリエステ生まれ。音楽家の家庭に育ち、6歳の頃から、祖父よりヴァイオリンの手ほどきを受ける。トリエステとベネチアの音楽院、さらにシエナのキジアナ音楽院で学び、サルバトーレ・アッカルドや叔父のフランコ・グッリらに師事する。16歳でカルロ・ゼッキ指揮のもと、モーツァルトの協奏曲を弾いてデビュー。数多くのコンクールで優勝・入賞がある。1986年から伝説的なイタリアの合奏団「イ・ムジチ合奏団」のコンサートマスターを務め、1987年からはローマ・フォーレピアノ五重奏団の、2004年よりアミーチ弦楽四重奏団の第一奏者として活躍。
 ヨーロッパ、アメリカ、アジア諸国など、世界各地の国際音楽祭に招聘され続けている。ドイツ・トロッシンゲン音楽大学、アメリカ・インディアナ大学ジェイコブス音楽学部、ロチェスター大学イーストマン音楽学部にて教鞭をとった後、現在、愛知県立芸術大学、及び洗足学園音楽大学の客員教授を務める。
 ヴィヴァルディの「四季」を含めた協奏曲のCDとDVD(Philips)、小品集(Live Notes)、ブラームスのソナタのCD(Centaur)などが出ている。

花崎薫 Kaoru Hanazaki, Cello(チェロ)
 東京藝術大学在学中、ドイツ学術交流会給費留学生としてベルリン芸術大学に留学。東京藝術大学在学中に安宅賞を受賞。1981年、第50回日本音楽コンクール、チェロ部門第3位入賞。1986年、文化庁在外研修員としてドイツ、カールスルーエ音楽大学に留学。この間、堀江泰氏、E・フィンケ、M・オースタータークの各氏に師事。1989年、エルデーディ弦楽四重奏団を結成、ドイツ、フランス公演を行うなど意欲的に活動している。長年にわたり、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席チェロ奏者として、井上道義、S・ゴールドベルク、小澤征爾、C・アルミンクなど歴代の指揮者のもとで、オーケストラを支えた。ソリストとしても、R・シュトラウスの「ドン・キホーテ」などで同交響楽団とたびたび共演。現代音楽のアンサンブル、東京シンフォニエッタのメンバーとしても活躍し、2007年、同シンフォニエッタの定期公演でリゲティのチェロ協奏曲を演奏して高い評価を得た。2011年、新日本フィルを退団し、現在、愛知県立芸術大学音楽学部教授。名古屋音楽大学客員教授。東京藝術大学非常勤講師。大阪フィルハーモニー交響楽団客演首席奏者。武蔵野音楽大学においても後進の指導にあたっている。2011年、東京シンフォニエッタとして、サントリー芸術財団の佐治敬三賞を受賞。2013年、ベートーヴェンチェロとピアノのための全作品のCDを発売。またメンバーの一人を務めるエルデーディ弦楽四重奏団は、ハイドン、ベートーヴェン、メンデルスゾーン、シューマンの作品のCDを発売している。


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