2台ピアノの饗宴 ~若き俊英を迎えて~
2022年
9/10
(土)
13:30開演
13:00開場
- 出演者
- 黒岩悠、吉永哲道、齋藤珠優、市川倫(ピアノ)
- 曲目
- [吉永ソロ]
S.ラフマニノフ:ノクターン Op.10-1/道化師 op.3-4
※吉永さんソロについて、1曲当初の予定より変更が生じております。
申し訳ございませんがご了承頂きますようお願いいたします。
[黒岩ソロ]
S.ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2 「鐘」
前奏曲 嬰ト短調 Op.32-12
絵画的練習曲 イ短調 Op.39-6
*****
[2 台ピアノ/市川&吉永]
R.シューマン=C.ドビュッシー:
カノン形式による6つの練習曲より 第1番
J.C.バッハ:
クラヴィーアソナタ G-durより 第2楽章
[2台ピアノ/齋藤&黒岩]
W.A.モーツァルト:
2台ピアノのためのソナタ K.448より 第1楽章
[2台ピアノ/黒岩&吉永]
P.チャイコフスキー:
交響曲 第5番 Op.64(S.タネーエフ編)
主催:名古屋 2台ピアノオーディション実行委員会/宗次ホール (申込専用メールフォームが開きます)
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発売日:2022年6月12日 ちょこっとスムーズ予約可
2022年9月の公演に向けて、私たちはチャイコフスキーの交響曲第5番を中心としたプログラムの構想を温めて参りました。その最中での、ロシアによるウクライナ侵攻。ロシアの文化への風当たりが強くなる状況にあって、今回チャイコフスキーやラフマニノフの作品を取り上げる事に、感情面での躊躇を否めないのですが……
「人の良心が生み出した音楽」をお届けさせていただく事こそが私たちが演奏する意味と考え、このプログラムでの公演を決めさせていただきました。そして、未来を担う若手を世に紹介する事も、私たちの役割だと思っております。どうぞ、このプログラムが皆様の心に響きますように。
黒岩 悠、吉永哲道
黒岩悠(ピアノ)
スイスのルガーノ音楽祭における” マルタ・アルゲリッチプロジェクト”、また、 ドイツ・ベルリンフィルハーモニー・ガンマームジークザールに出演し、国際的な活動を開始。東京音楽大学付属高校卒業後、イタリアの名門、イモラ国際ピアノアカデミー修了。 弘中孝、フランコ・スカラ、レオニード・マルガリウス、ボリス・ペトルシャンスキーらに師事した他、 セルゲイ・ババヤン、イーヴォ・ポコレリッチの教えを受ける。
全日本学生音楽コンクール、 大垣音楽祭などで賞を獲得。イタリア・マルサラ国際コンクール第 3 位、アンドラ公国 アリシア・デ・ラローチャ国際コンクールディプロマ賞を得る。 他、多数のコンクールで優勝、またバッハ特別賞受賞。
近年、日本各地でのリサイタルや、シチリアのパレルモ音楽祭、ドイツベルリンのピアノサロン クリストフォリにおけるリサイタルでは安定した評価を得ており、ドイツの紙面においては " 鍵盤の王として、 その必要とされる全てで魅了した " と激賞された。
またバッハの楽曲演奏に対してはアルゲリッチをはじめ、国際的なキャリアの場で高く評価されている。
リサイタル活動の他ドイツブランデンブルク交響楽団、ブランデンブルク州立フランクフルト管弦楽団、 べルリンニュープロイセンフィルハーモニー、イタリアロヴェレート室内楽団、セントラル愛知交響楽団らと共演、また室内楽奏者、教会オルガン奏者としても活動している。
メディア出版物としては、AltusMusic より CD、インスパイア to/from バッハ、レガシィを発売中。近年、東京音楽大学指導法特講に毎年講義を行うなどピアノ教育にも大きな情熱を注ぎ、 多くのレッスンを行い、国内及び国際コンクールの審査員もつとめている。
桐朋学園音楽教室実技科所属講師。
オフィシャルホームページ:www.haruka-kuroiwa.com
黒岩悠ピアノアカデミーホームページ:www.kuroiwaharuka-pianoacademy.com
吉永哲道(ピアノ)
ロシアのピアニズム(ネイガウス流派)を徹底的に学び、響きの美しさを追求するピアニスト。その演奏は、「静寂の水面に滴る水のように、彼の音は波紋を広げる。それでいてどんなフォルティシモでも、ピアニシモが聴こえてくる」とも評され、多くの専門家から高い評価を得ている。
1978 年愛知県生まれ。4 歳からヤマハ音楽教室にてピアノを始め、ヤマハマスタークラス及び菊里高等学校音楽科を経てモスクワ国立音楽院へ留学、同音楽院本 科を卒業、音楽院大学院を修了。本科卒業時、音楽院大ホールにて行われた卒業演奏会に成績優秀者として抜擢され出演した。
ピアノを田中須美子、内藤江美、江口文子、國谷尊之、浦壁信二、 ピャトラス・ゲヌーシャス、マクシム・フィリッポフ、ダリヤ・ ペトローヴァ、故ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、大野眞嗣各氏に、 伴奏法をマルガリータ・クラフチェンコに、室内楽をニーナ・コーガンに師事。
これまでに、Bunkamura オーチャードホールにて故 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮、ナショナル交響楽団 とベートーヴェンのピアノ協奏曲第 3 番を演奏した他、モスクワ国立交響楽団、ロシア国立サマーラ交響楽団、セントラル愛知交響 楽団等と共演を行なっている。第 1 回ショスタコーヴィチ国際室内楽・ピアノデュオコンクールにピアノトリオで参加しディプロマ、 第 14 回アンドラ国際ピアノコンクールにて第 5 位及び特別賞(スペイン人作曲家作品最優秀演奏賞)を受賞。「G 線上のアリア
~J.S. バッハと珠玉の小品たち」、「ピアノは歌う~音楽の宝石箱~」の 2枚の CD をリリース。
ヤマハマスタークラス講師、洗足学園音楽大学非常勤講師、桐朋学園大学大学院嘱託演奏員。愛知ロシア音楽研究会会員。
オフィシャルホームページ:https://www.tetsumichi.jp
齋藤珠優(ピアノ)Shu Saito
ショパン国際ピアノコンクール inASIA アジア大会幼児部門金賞 1・2 年の部銅賞 3・ 4 年の部奨励賞 PTNA 連弾初級 B 金賞、ソロ A1 級銀賞C 級ベスト 36 賞 大阪国 際音楽コンクール E2の部エスポアール賞 ヨーロッパ国際ピアノコンクール中学年の 部金賞・審査員特別賞 酒井郁江 氏、酒井麻里氏に師事。
「本番までワクワク素敵な演奏めざしてがんばります!」
市川倫(ピアノ)Rin Ichikawa
2014 年生まれ。3 歳から関根希美子氏のもとロシアピアニズムを研鑽中。第 11 回岐阜国際音楽祭コンクール 2位、第 23 回ショパン国際ピアノコンクール inAsia 地区大会金賞、第 24 回万里の長城杯国際音楽コンクール 1 位受賞。
「言葉を話すよりも先に歌い出したほど音楽が大好きです。 キラキラ輝く音色を奏でて、皆さんに笑顔になってもらえるとうれしいです。」