浜離宮朝日ホールで継続中 田部京子《シューベルト・プラス》連動企画・第8回
田部京子 ピアノ・リサイタル
2022年
6/12
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 田部京子(ピアノ)
- 曲目
- ブラームス:3つの間奏曲 Op.117
シューベルト:3つの小品 D.946
シューマン:ピアノ・ソナタ 第1番 Op.11
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発売日:2022年3月13日 ちょこっとスムーズ予約可

今回のプログラムは、独り静かに生涯を振り返る晩年のブラームスが『自らの苦悩の子守歌』と呼んだ「3つの間奏曲」Op.117、そのブラームスが編纂を進め、死後に出版にこぎつけたシューベルト晩年の傑作「3つのピアノ小品」D.946、そして、若きシューマンが「君に対するたった一つの心の叫び」と愛するクララに贈った壮大な「ピアノソナタ第1番」Op.11です。
回顧のため息と慰めが入り混じるブラームス晩年の深淵なる境地、目前に迫る命の終わりを予感するかのように怖れと救いが交錯するシューベルト、自身の心に宿る外交的なフロレスタンと内向的なオイゼビウスという2つの分身のほとばしる情熱と夢の狭間を彷徨うシューマン。
魂の叫びが刻まれた3曲をお楽しみいただきたいと思います。
田部京子
田部京子(ピアノ)Kyoko Tabe, Piano オフィシャルHP:http://www.kyoko-tabe.com
東京藝術大学附属高校在学中、17歳で日本音楽コンクール優勝。ベルリン芸術大学に学び、エピナール国際ピアノコンクール、シュナーベル・コンクールにて第1位、ミュンヘン国際音楽コンクール(ARD)第3位など受賞多数。バイエルン放送響、バンベルク響、モスクワ・フィルほかと共演するなど世界のトップアーティストから共演者に指名され厚い信頼を寄せられている。30枚以上のCDをリリース、その多くが国内外で特選盤に選出。『ます&シューマン:ピアノ五重奏曲』(共演:カルミナ四重奏団)がレコード・アカデミー賞を受賞、ほか『ブラームス:後期ピアノ作品集』、『モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番』がレコード芸術誌<リーダーズ・チョイス2012>器楽部門第1位、協奏曲部門第2位に、『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30、31、32番』も<ベストディスク2015>(同誌)に選出。2003年にスタートし大成功を収めているリサイタルシリーズ(浜離宮朝日ホール) は、シューベルト、シューマン、ベートーヴェン、ブラームスなどのシリーズに続き、2016年からスタートした『シューベルト・プラス』シリーズが好評を博している。NHKドラマ「夏目漱石の妻」の挿入曲「シューベルト:ピアノ・ソナタ第21番」の演奏でも話題を呼んだ。2020年は、ベートーヴェンの2大協奏曲「ヴァイオリン協奏曲ニ長調(ピアノ協奏曲版op.61a)」&「皇帝」を一挙に演奏する特別公演(サントリーホール)を行い、高い評価を得ている。第一線で演奏活動を続ける傍ら、桐朋学園大学院大学教授も務める。現在、日本を代表する実力派ピアニストとしてますます人気を集めている。