林峰男と仲間たち ―チェロ四重奏―

林峰男 Mineo Hayashi, Cello
幼少より才能教育にてチェロを学ぶ。桐朋学園において齋藤秀雄氏に師事。ジュネーブ音楽院を第1位で卒業。スイス・ローザンヌ室内管弦楽団のソリストとしてヨーロッパ・デビュー。1975年ベオグラード国際チェロコンクール第1位。以降スイスを本拠地としながら世界各国で活躍。1976年、ワシントンD.C.とニューヨークのカーネギーホールにてリサイタルを開催し、ニューヨーク・タイムズに絶賛されたほか、1977年にはスペインで開催された「カザルス生誕百年記念コンサート」に招待される。毎年定期的に帰国し、リサイタルや在京オーケストラとの共演など幅広く活躍し現在に至る。現在は、国際スズキメソード音楽院教授を務めるなど後進の指導にも力を注いでいる.

宮地晴彦 Haruhiko Miyaji, Cello
宇都宮短期大学附属高等学校音楽科、桐朋学園大学、同大学ソリスト・ディプロマを経て、ミュンヘン音楽大学大学院を卒業。第68回日本音楽コンクール第3位。アウグスブルグ市立歌劇場、およびプフォルツハイム市立歌劇場にて首席チェロ奏者を務めながら、ドイツを中心に活躍。2013年に帰国し、現在はオーケストラの首席奏者などの客演のほか、ソロや室内楽でも活動している。

玉川克 Masaru Tamagawa, Cello
栃木県出身。才能教育研究会にてチェロを始め、宇都宮短期大学附属高校音楽科を経て、桐朋学園大学カレッジ・ディプロマコース修了。日本クラシック音楽コンクールにて3位入賞。2003年に結成した昴21弦楽四重奏団では東京ほか全国5か所でのコンサートを毎年開催。さらにTKカルテット、スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウのメンバーとしても活動。近年は地元栃木で自身の室内楽シリーズを主宰。また、客演首席奏者として国内の主要オーケストラから招聘されるほか、ポップス等ジャンルを超えたレコーディングへの参加も多い。ウェブサイト http://www.cellotama.com

三森未來子 Mikiko Mimori, Cello​
東京藝術大学附属音楽高等学校,同大学を経て、同大学院を修了。1988年シメーヌ・ストリング・カルテットを結成し、第1回淡路島国際室内楽コンクールにて第1位.併せて兵庫県知事賞を受賞.以来,「東京の夏」音楽祭,NHK-FMをはじめ,カルテットのメンバーとして活躍。1992年より定期的にソロ・リサイタルを開催するほか、在京オーケストラへの客演、室内楽などの活動を中心に行っている。スーパー・チェロ・アンサンブル・トウキョウ・メンバー、東京音楽大学非常勤講師。