山崎伸子 チェロリサイタル -メンデルスゾーンを讃えて-
2022年
1/15
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 山崎伸子(チェロ)津田裕也(ピアノ)
- 曲目
- オール・メンデルスゾーン・プログラム
協奏風変奏曲 Op.17
チェロ・ソナタ 第1番 変ロ長調 Op.45
チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.58
無言歌 Op.109
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発売日:2021年11月14日 ちょこっとスムーズ予約可
メンデルスゾーン(1809~1847)はチェロのレパートリーとして貴重な作品を4曲残している。1曲目はチェリストの弟の為に書いた協奏風変奏曲。そして第1番のソナタはサロン風で親密な音楽を。第2番は作曲家としてピークの時のものでコンサートホールを意識したスケールの大きい作品である。最後の叙情的な「無言歌」は1845年、亡くなる2年前に書かれた。
メンデルスゾーンの曲を初めて弾いたのは高校生の時。有名な1番のピアノトリオで恩師齋藤秀雄先生の「メンデルスゾーンを弾くには品格が大事だ!」この言葉を明確に覚えている。偉大なユダヤ人の哲学者を祖父に持ち、裕福な銀行家の父の元、神童、天才と称えられて輝かしい人生を駆け抜けていった彼の短い生涯の中、素晴らしい作品を残してくれたことを感謝しつつ、恩師の言葉を忘れずに演奏したいと思う。 山崎伸子
山崎伸子 Nobuko Yamazaki, Cello
広島生まれ。「子供のための音楽教室」広島分室を経て、桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部卒業。齋藤秀雄、レイヌ・フラショー、堤剛、安田謙一郎、藤原真理各氏に師事。
第1回民音室内楽コンクール第1位、第44回日本音楽コンクール・チェロ部門第1位。卒業後、文化庁海外派遣研修員として、2年間ジュネーヴでピエール・フルニエに師事。
帰国後は日本国内の主要オーケストラとの共演、リサイタル、室内楽のほか、サントリーホール・オープニングシリーズでイギリス室内管との共演をはじめ、スイス・ロマンド管や、バンベルク響のソリストに選ばれるなど、活躍を続けている。また、カザルスホール主催のチェロ連続リサイタルでも卓越した音楽性が高く評価された。さいたまアーツシアター・カルテットの主軸として、ベートーヴェンの弦楽四重奏全曲に取り組むなど、室内楽においても卓越した音楽性を発揮している。マルタ・アルゲリッチ、堀米ゆず子等とサントリーホールにて共演。「見事に自身の歌を聴かせて情感の幅をより豊かに、またふくよかにしてくれた山崎の充実ぶりも驚異的だった。感動と同時に感謝である。」(諸石幸生:音楽の友2005年3月号より)
1987年「村松賞」、「グローバル音楽賞第1回奨励賞」受賞。第49回レコード・アカデミー賞<室内楽曲部門>「チェロ・リサイタル4」(共演:野平一郎)を受賞。
2007年より10年にわたり津田ホール、浜離宮朝日ホールでチェロ・ソナタ・シリーズを開催 し、2017年5月に紀尾井ホールで最終回を迎え、好評を博した。2018年12月には同リサイタルシリーズでライブ録音した「J.S.バッハ: 無伴奏チェロ組曲全曲」をリリース。2017年度からフィリアホールにて山崎伸子プロデュース「未来に繋ぐ室内楽」と題し、優秀な若手演奏家の紹介と室内楽を共演するシリーズを開催している。
2012年度『東燃ゼネラル音楽賞』(旧:エクソンモービル音楽賞)奨励賞受賞。
現在、桐朋学園大学特任教授、東京藝術大学名誉教授。
使用楽器はヒエロニムス・アマティ1641年製。
津田裕也 Yuya Tsuda, Piano
東京藝術大学大学院をともに首席で卒業・修了。2007年第3回仙台国際音楽コンクールにて第1位、聴衆賞、駐日フランス大使賞受賞。同年よりベルリン芸術大学に留学、2 011年最優秀の成績で卒業、ドイツ国家演奏家資格取得。ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。
ソリストとして日独の主要オーケストラと共演。東京はじめ各地でソロ・リサイタルを開催するほか、仙台、武生、木曽などの音楽祭にも出演。室内楽では白井圭、門脇大樹とともに《トリオ・アコード》を結成し各地で演奏するほか、堀米ゆず子、前橋汀子、加藤知子、コリヤ・ブラッハー、山崎伸子ら著名な弦楽器奏者と共演を重ねる。
現在東京藝術大学准教授。