川畠成道 ヴァイオリン・リサイタル
2021年
10/2
(土)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 川畠成道(ヴァイオリン)大伏啓太(ピアノ)
- 曲目
- サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 Op.28
ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ニ短調 Op.75
ピアソラ/寺島陸也 編:エスクアロ(鮫) 他
川畠成道 Narimichi Kawabata, Violin
1971年、東京生まれ。視覚障害を負った幼少期にヴァイオリンと出会い音楽の勉強を始める。桐朋学園大学卒業後、英国王立音楽院へ留学。1997年、同院を同院史上2人目となるスペシャル・アーティスト・ステイタスの称号を授与され首席卒業。1998年、サントリーホールにおいて小林研一郎指揮、日本フィルとの共演でデビュー。その後もボローニャ歌劇場室内合奏団、キエフ国立フィル、スロヴェニア国立マリボール歌劇場管ほか国内外のオーケストラとの共演やリサイタル等、英国と日本を拠点にソリストとして精力的な活動を展開CDは、1999年リリースのファーストアルバム「歌の翼に」、セカンドアルバム「アヴェ・マリア」(ビクターエンタテインメント)が20万枚の記録的大ヒット。デビュー20周年記念アルバム「J.S.BACH 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」まで15枚をリリース、うち2枚がレコード芸術誌で特選盤に選ばれている。
「徹子の部屋」、「スタジオパークからこんにちは」などのテレビ番組にも出演。弦楽器専門誌 「サラサーテ」における連載は2007年より継続、好評を得ている。
デビュー当初より音楽活動の傍ら、積極的に国内外でチャリティコンサートを行う。中学音楽鑑賞教材や高校英語・現代文教科書、高校入試問題やNHKラジオ高校講座「現代文」に映像や文章が使用される等、社会派アーティストとしても多方面に影響を与えている。
2017年文部科学省スペシャルサポート大使。日本弦楽指導者協会関東支部所属。
大伏啓太 Keita Obushi, Piano
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、同大学ピアノ科を同声会賞、読売音楽新人賞を受賞し卒業。同大学大学院修士課程修了。第75回日本音楽コンクールピアノ部門第3位。Pianale国際コンクール(ドイツ)優勝ほか。これまでにソリストとして、東響、仙台フィル等と共演。室内楽では川畠成道、今井信子、山崎伸子、須川展也、W.フックス等、国内外の著名演奏家と共演を重ねる。
2014年第83回日本音楽コンクール審査員特別賞(チェロ部門共演者として)受賞。現在、東京藝術大学ピアノ科、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科非常勤講師ほか、各地で後進の指導にあたる。