2020.3.4 ドレスデン・フィルハーモニー弦楽三重奏団
ドイツの古都の名門オーケストラ、ドレスデン・フィルの奏者3人による弦楽トリオ。宗次ホールには2度めの出演ですが、プログラムのすべての曲を弦楽三重奏でまとめるのは今回が初。そもそも弦楽三重奏というのはなかなか演奏されな形態ですが、取り上げる作曲家はシューベルト、ベートーヴェン、モーツァルトという「クラシックの王道」といった趣。3人の澄みきって滑らかな音色と端正な音楽作りが、作品の魅力をストレートに引き出し、後味心地よいコンサートとなりました。