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2019.11.17 ベートーヴェン 弦楽のための室内楽作品全曲演奏 第7回


チェリスト、中木健二さんのプロデュースによるベートーヴェンの弦楽○重奏曲(○には二〜五が入ります)全曲演奏プロジェクトの第7回。今回はベートーヴェンの弦楽四重奏の中で最も長大な第14番が後半のメイン。そして前半には若い頃に書かれた弦楽三重奏曲の第3番(Op.9-2)と弦楽四重奏曲第6番が演奏されました。ここ1年ほど、宗次コレクションから貸与のヨーゼフ・グァルネリの楽器と修理のために離れていたという中木さん。今回は久しぶりに楽器が手元に戻ったタイミングで大作に取り組むということで、意気込みもひとしお。演奏を終えて舞台袖に戻ってきたところで思わず「痺れるなぁ!」と一言。途中のメンバー交代で一旦リセットされたものの、今回がカルテットとしての一番充実したアンサンブルだったという手応えを感じられたようです。

次回公演はいよいよベートーヴェン生誕250年、2020年の3月1日。大作「大フーガ」を含む弦楽四重奏曲第13番を取り上げるということで、より期待が高まります。




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