11月7日 小森邦彦×ペドロ・カルネイロ マリンバ・デュオ・プロジェクト
11月7日は国際的に活躍するマリンバ奏者、小森邦彦さんと
ポルトガル出身のペドロ・カルネイロさんのマリンバデュオ。
お2人が世界中のマリンバ奏者に呼びかけて、共同委嘱した新作を含む
大変意欲的で鮮烈なプログラムの演奏会となりました。
当日は朝9時からマリンバを搬入。
名古屋音楽大学の学生さんにもお手伝いをお願いして、
車2台分の楽器(マリンバ2台とヴィヴラフォン2台)を着々と組み立てていきます。
1時間ほどで組み立て完了。
リハーサルに入ります。4台の楽器が所狭しと並んだ舞台は
なかなか宗次ホールでも滅多に見られるものではありません。
リハーサルは午前中から、開場時間直前までみっちりと。
こういった打楽器ではバチ(マレット)を開場の響きに併せて選ぶなど
なにかと時間がかかるものなのです。
マレットにも材質の違い、堅さ、重さなど、色々な種類が有りますね。
入念なリハーサルを経て本番。
名古屋のしらかわホールさんの杮落としにあわせて
現代音楽の大家、スティーヴ・ライヒに委嘱した
その名も「ナゴヤ・マリンバ」という曲でスタート。
最後の一撃!
後半は高藤摩紀さん、青木紗央さんが加わっての4人で
やはりライヒの「マレット・クァルテット」を。
記念撮影。
そして、開場に聴きにきていた学生さんたちも加わっての撤収作業。
まるでアリさんのように、楽器に群がって、あっという間に分解していきます。
(スタッフ/にしの)