8/2 デン・ハーグ ピアノ五重奏団②
8月2日のスイーツタイム・コンサート「デン・ハーグ ピアノ五重奏団」
シューベルトやベートーヴェンがまだ生きていた頃と同じ楽器で
作曲家たちの頭に鳴っていた響きに思いを馳せようという演奏会です。
チェロの山本さん。
楽器にTシャツを着せるのはいいアイディアですね。
しかしずいぶんメタボに見えませんか??
このチェロ、ぱっと見た感じは今の楽器と変わりませんが・・・
この通り、エンドピンがなくボタンがついているだけ。
足の間に挟んで演奏します。
こちらはコントラバス。
弓がまるで金ノコのような形。
リハーサルでは初めこのように並んでみたのですが
190歳のピアノに現代のピアノのような大音量はとても無理。
しかし現代のピアノには無いこの繊細な音を
少しでも客席に飛ばそう、ということで・・・
本番ではこの通り。
ヴィオラのアダムさんには申し訳ないけれど
ちょっと移動していただいて、なるべくピアノの音が飛ぶようにしました。
これが大正解! バランスが一気に改善しました。
しかし幾ら大柄とはいえ人が前に座るだけで響きがこれほど変わるとは。
熱演に拍手喝采。
終演後のCD発売記念サイン会も大好評でしたが、
もっと盛況だったのは・・・
この人だかり!
楽器屋さんによる即席の楽器レクチャー。
夏休みということで、ご来場のお子様には・・・
弾いてごらん!
演奏者記念撮影。なぜか背の順??
チェロの山本さんは、当ホールではおなじみ、鈴木秀美さんとともに
11月にまた宗次ホールに来演します。
2曲あるブラームスの弦楽六重奏曲を
やはりオリジナルの楽器で一気に演奏する楽しみな企画。
ヴァイオリンには気鋭の佐藤俊介さんを迎えます。
こちらもお楽しみに。
(スタッフ/にしの)