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プラジャーク弦楽四重奏団、名古屋に入りました。


6月3日、4日に来演する
チェコの名門カルテット、プラジャーク弦楽四重奏団。
アルバン・ベルクQ、フェルメールQ、東京Qなど
名門と呼ばれたカルテットが続々とリタイアし
カルテットの世代交代が激しい昨今、
結成以来35年を超えて、活動を続けるプラジャークのような団体は
貴重な存在となりつつあります。
結成以来第1ヴァイオリンを務めたヴァーツラフ・レメシュさんが指の故障により
残念ながら2010年に引退した後、なかばチェコの兄弟カルテットのような存在だった
コチアン四重奏団のトップ、パヴェル・フーラさんが
プラジャークのトップの席に着きました。

じつは既に昨年、そして今年と5月の連休に
東京、大津、金沢、新潟、鳥栖の5都市で行われている
ラ・フォル・ジュルネ音楽祭には登場しており、
多くのファンに忘れ難い印象を残しているものの
正式な日本ツアーとしては今回がトップ交代初。
初日の日経ホールの演奏についてはこのような感想も・・・

個人的な感想としては、華麗で情熱的なレメシュさんから、
心の内に燃えながら自然な音楽運びをとするフーラさんにトップが交代したことで
カルテットとしてのサウンドの溶け合いは増したような気がします。
3日に演奏するブラームスのピアノ五重奏曲のような
渋みを帯びた音楽にはうってつけではないかと。

今日は3日に共演するピアニスト、榊原さんとのリハーサル。
榊原さんのご自宅アトリエで行われました。

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まさにこれぞ室内楽!?


練習の後はランチタイム。焼肉を食べて体力をつけよう。

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手際よく焼いていくヴィオラのクルソニュさん。
ご親戚は農場を経営していて、肉牛も生産しているんだそうです。

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しかし枝豆は焼かないほうが良いのでは・・・

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7年間のチェコ滞在歴を持つ榊原さん。
話題はつきません。そして流石ビールの国の皆さん。
生中のおかわりもつきません。

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演奏会の詳細はこちら
6月3日公演
6月4日公演

(スタッフ/にしの)


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