来日ツアーもいよいよラストへ! ―5/27 マリア・フォシュストロームさん(アルト)
5月27日(本日!)、一連の日本ツアーの最後の公演を
ここ宗次ホールで控えている
マリア・フォシュストロームさん(アルト)とマッティ・ヒルボネンさん(ピアノ)。
前日26日には岐阜県関市の
鍋屋バイテック会社関工園内に位置する
岐阜現代美術館にて
関係者向けのクローズド・コンサートに出演しました。
この通り、外から池を通してつながる開放的な空間
篠田桃紅画伯の作品を背景にしての演奏
カーテンコール・・・
そして、美術館と鍋屋バイテック会社の方々が開いてくださった夕食会にて・・・
日本が大好きなお2人。これが3度目の来日との事。
3回目にしてマリアさんの日本語の語彙は相当なもので
湯葉も枝豆も漬物もよくご存知。
「あーそーですか」という相槌がごく自然に・・・。
出てくる料理とお皿に興味津々・・・
アツカンイーデスネ!!
今回のリサイタル、目玉となるのはマーラーの「告別」(大地の歌、の最終楽章)ですが
それ以外の北欧歌曲、シューベルトとも、
表情豊かで、伸びやかな歌唱力が生きた素晴らしい演奏です。
日本ではなかなかお目にかかれない本格派アルト歌手。
開演時間まであと残すところ数時間ですが、
是非お時間のある方は是非ご来場をお待ちしております。
尚、14:30より(※掲載時14:15となっておりました。お詫びして訂正いたします)マーラー研究がご専門の音楽評論家、前島良雄氏のプレトークも開催。
是非一筋縄ではいかないマーラーの世界を知る手がかりにしていただければと思います。
(スタッフ/にしの)