アルゲリッチそっくり? ソフィー・パチーニさん
4月18日のスイーツタイムコンサートは
ソフィー・パチーニさん。まだ20歳という若手ピアニスト。
マルタ・アルゲリッチさんにどうしても演奏を聴いてほしいと
巨匠の宿泊先を訪ね、粘って待ち続けてついには聴いてもらうことができ、
アルゲリッチ本人の推薦を得たという武勇伝が
彼女の公式サイト(英語版)に書かれています。
アルゲリッチに直談判して聴いてもらったということで
いったい猛者なんだろうと思っていたら、意外にも
とっても真面目で丁寧で少しシャイな印象を受けました。
後半はアルゲリッチも激賞して
「若い頃の私を見ているようだわ!」と言ったという
ヘビーな難曲、リストのピアノソナタを。
アンコールは無し。ソナタで出し尽くしたといった感がありました。
20歳とは思えない、音楽的に成熟した演奏でした。
ところで、今回、ソフィーさんはお父さんとご一緒。
(前回の来日時はお母さんと一緒だったとのこと。)
お父さんは客席ではなく、舞台袖でじっと娘を見守っています。
終演後のサイン会も盛況でした。
収録されているのはシューマンとモーツァルトのピアノ協奏曲。
CDインフォメーション(タワーレコード)
オーナーが留守でしたので親子での記念撮影。
お父さんの熊さんの柄のネクタイは、
ソフィーさんが8歳でデビューしたときにもつけていたもので、
以来、娘の大切な本番のときは
お守りのようにこのネクタイを締めるんだそうです!
素敵なお父様でした。
(スタッフ/にしの)