チェロの兄弟
1月27日のディナータイム名曲コンサート「バロックの足跡」では
バロックチェロに加えてピッコロチェロが登場!
左が通常のバロックチェロ(大きさは現代のチェロとほぼ変わらず、
大きな違いは弦がガット(羊の腸で出来ている)で出来ていること。
右がちょっと小ぶりでずんぐりした弟分。でも凄いんです。
頭のところにご注目。ペグが5つ! 5弦チェロなんです。
通常は下から順番にド・ソ・レ・ラの4本ですが、
このピッコロチェロはその上にミの音の弦が張られています。
チェリストの高橋さんは2つの楽器を器用に使い分けながら演奏しました。
バッハの無伴奏チェロ組曲の第6番も
このピッコロチェロのために書かれているのでは、と言われているいるそうです。
こんなふうに
古楽の演奏会は、未だ見知らぬ不思議な楽器との出会いも楽しめますよ!
(スタッフ/にしの)