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クリトフ・トラクスラー ピアノコンサート


12月1日(木)13:30より

クリストフ・トラクスラー ピアノコンサートを開催します!

トラクスラーさんは、
近年ではソロ・リサイタルはもちろん
ウィーンフィルベルリンフィルのメンバーとの室内楽、歌曲の伴奏など幅広い演奏活動を行っています。

今回の訪日ではウィーンフィルクラリネット奏者のアンドレアス・オッテンザマーさんとも多く共演されていましたので、
もう既にトラクスラーさんの演奏をお聴きになった方もいらっしゃるかと思います。

さてトラクスラーさん、今回は名古屋近辺での演奏会が多く

なんとなんと、宗次ホールの練習室で、練習をされていました・・・・!
貴重な練習風景は、こちら!


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せっかくなので
ステージでも

ホールにて



そしてそして
ちょっとお邪魔して
今回の演奏会について少しお話を伺いました。
(以下ト:トラクスラーさん す:スタッフ)

す:お忙しいところ失礼します。
  早速ですが、
  現在日本中を回っていらっしゃいますが、日本の観客についてどのようにお感じでしょうか?

ト:日本のお客さんはとても静かに聴いてくれます。
  演奏家には同じ空間にいるお客さんの様子がとてもよく分かります。
  日本ではお客さんは集中して聴いてくれますので、とても弾き易い環境ですし、
  何より礼儀正しいですね。

す:ありがとうございます。
  それでは、もう一点。
  今回のプログラムで取り上げますコルンゴルトは日本ではまだ演奏される機会の少ない作曲家です。
  コルンゴルトの魅力についてお話い頂けますか?

ト:コルンゴルトは僕と同じく、オーストリア出身の作曲家ですが、あまり知られていません。
 僕はそういう作品や作曲家の作品も積極的に演奏していきたいと考えています。
 モーツァルトと同じ名前(ヴォルフガング)ということで「モーツァルトの再来」といわれ、
 ピアノソナタ第一番はリヒャルト・シュトラウスを驚愕させました。今回演奏するピアノソナタは13歳の時の作品です。この作品は当時のヨーロッパに中に広まりました。
 コルンゴルトの作品はロマンチックでとても美しいです。しかし、音域も広く、音も多いため非常に難易度が高い作品です。

と、コルンゴルトの作品を少し弾いていただきました。
コルンゴルト、あまり聴く機会はありませんが、素晴らしい作品です
(もちろん、トラクスラーさんの演奏も素晴らしいです)


皆様、是非お越し下さいませ

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(スタッフ/す)


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