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【おすすめ公演 2018年4月(5)】クリストフ・コワンと仲間たち


アルペジョーネ・ソナタを、アルぺジョーネで聴ける!

クリストフ・コワンと仲間たち


4/21(土)
18:00開演
4,000円(学生2,400円) [指定]

 





シューベルトの傑作「アルペジョーネ(アルペジオーネ)・ソナタ」によって、アルペジョーネという言葉をご存知の方は多いと思いますが、楽器の名前だということを知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アルペジョーネは、シューベルトがこの曲を作曲した前年にウィーンで生まれたチェロとギターをあわせたような楽器です。
しかし、すぐにすたれてしまったため現在では「幻の楽器」と言われています。
演奏してくださるクリストフ・コワンさんは、埋もれてしまった楽器や、作曲家、作品の発掘と研究における世界的権威です。
当日は、コワンさんが、世界に数台しかないオリジナルのアルペジョーネのうちの一台、ご自身の楽器を日本にお持ちくださり演奏されます!
復元ではないオリジナルのアルペジョーネは「日本初上陸」といいますから、歴史的な出来事です。
現代ではチェロとヴィオラの重要なレパートリーのひとつとして有名な名曲アルペジョーネ・ソナタを「シューベルトが聴いた音」で聴ける大変貴重な機会です!
ぜひ聴きにいらしてください。


実は、この公演のおすすめポイントは、アルペジョーネだけではありません。
18世紀後半はハイドンからモーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトなど、音楽史に燦然と輝く時代ですが、彼らの歴史を表の音楽史だとすれば、裏の音楽史ともいえる彼らのライバルや先生にあたる方々が生み出した隠れた名曲の数々を、コワンさんが貴重なレパートリーよりご紹介してくださります。
日本初演の曲もあります。


共演はフランスを中心に活躍するピアニストでありフォルテピアノ奏者である金子陽子さん(今回はピアノフォルテを演奏)と欧州で活躍するマリア=テクラ・アンドレオッティさん(フラウト・トラヴェルソ←現代のフルートの前身となる楽器)。
18世紀後半のウィーンにタイムトラベル!






クリストファー・コワン(表)
クリストファー・コワン(裏)




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