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【2018年2月 おすすめ公演(3)】2/19 弓場さつき オカリナコンサート


2月19日(月)
弓場 さつき (オカリナ)
加藤 優太(クラシックギター)

 宗次ホールで開催されるオカリナの公演はいつも大人気の完売です。
今回も既に残席がどんどん少なくなっていっています!

今回ご出演頂く弓場(ゆば)さつきさん、そのお名前は、ジブリ「となりのトトロ」に出てくる“さつき”が由来だそう!

さつきさんは、「トトロ」の中でさつきとメイが夜にオカリナを吹いているシーンを見て初めてオカリナの存在を知り、両親にオカリナが欲しい、とねだったそうなのです。

生まれながらにしてオカリナと縁がある弓場さん、高校生までは整骨院を営むお父様の影響もあり、医療の道を目指していましたが、様々な病院に中学校の頃から慰安演奏に呼ばれて出向くことが重なってそれが生き甲斐になっていったそうです。


オカリナの歴史はまだ160年程。
土でできているからこそ、独特の温かみがある音が出ます。
指で穴を塞ぐという意味で、その仕組みはリコーダーが一番近いといえます。

弓場さんが愛用しているオカリナは複数管といい、吹き口が3つもあり、穴も沢山あります。
穴の大きさで音程を調整しますが、他の楽器と同じ楽譜を使っていても1オクターブ高い音が実際には出るため、その小さいボディからは意外な程、カーンとよく通る音が出ます。

吹く人によって音色ががらりと変わるところも魅力のひとつ!

反面、原始的な楽器なので強弱をつけられないこと、それから限られた音域(1オクターヴ半)であることなどから、音楽表現の幅がどうしても限られること、また焼き物なので個体差が激しいことなども、課題として挙げられるそうです。

弓場さんもたとえばバッハの「シャコンヌ」なども吹いてみたいそうですが、重厚な感じの雰囲気を出すことが難しいことから、どのように吹くか悩むそう。
 

オカリナには声や言葉が無い分、音に気持ちやメッセージを乗せて演奏しているという弓場さん。
一般的なオカリナの“静かな癒し”といったイメージだけでなく、新たなオカリナの世界を創っていきたい!と、お話される彼女に、どうぞご注目ください。

人気公演ですので、ご予約はお早目に!





スイーツ(オカリナ&ギター)表
スイーツ(オカリナ&ギター)裏


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