改修工事6日目
改修工事6日目。
今日はいよいよホールの核心部、舞台の磨きに着手。
つい先日まで改修工事で休館されていた「長久手市文化の家」でも舞台の研磨を担当したというヒカリ美装さん。
今回新たに導入した吸引機を使いながら、なるべく粉塵が飛び散らない施工で臨んでいただきました。
削り始めて漂うヒノキの香り。
「このままでもきれいですね、いい材を使ってある」と職人さんも太鼓判の宗次ホールの舞台床。
今回は1mm削るだけなのでエンドピンの穴はそのまま。
なぜなら凸凹、実は音の乱反射を引き起こすので、ホールの響きにも大きな影響を与えます。
今回は削り過ぎず、傷をあえて残す事で、響きの大きな変化を防ぐ狙いです。
丸一日かけて削り終えると、ご覧のような袋3つ分のサラサラなヒノキ粉が集まりました。
ホールの真上から見下ろすと見事に真っ白つるつるな舞台。
しかし、すぐに1度目の塗り作業へ。
塗りを始めたところで宗次オーナーも見学。
このまま一晩乾燥させて、明日サイド滑らかに磨いてからの2度塗り、3度塗りと工程が続きます。