私的な演奏。
その構築の仕方は注意深いというより、寧ろ本能的。
だが、そんなことは厭わない…
緩徐楽章の旋律と伴奏、
その絶妙なバランスは圧倒される程に、
美しかった。
(ガーディアン誌)
フランソワ=フレデリック・ギイ ピアノ
6月28日(水)
18:45開演
4,000円(学生2,400円)
[指定]
「10年後、どういう場所に居たいですか?」という質問に対して
「ベートーヴェンの作品を演奏できる場所であれば、どこでも。」と答えるギイさん。
今回はベートーヴェンの三大ピアノソナタ:悲愴、月光、熱情という最もキャッチ―な演目で来演!
言わずと知れた名曲ばかりですが、誰もが知る有名な曲を弾くというのは難しいものです…!
しかしこのギイさんはベートーヴェンのピアノソナタと協奏曲は全曲録音済、
そして32曲全てのピアノソナタを10日間で弾ききる演奏会(!)をもこなし、
高評価を連発する正に『ベートーヴェンのスペシャリスト』。
幼少の頃は自宅のアップライト・ピアノで、
父が毎晩のように弾くショパンやグリーグ、シューマンのピアノを聴いては、
真似をして覚えていったそうです。
ピアノを演奏する上で大切なこととして、
「練習が不可欠なことは言うまでもないですが、
オーケストラについての知識は必須。
ピアノの音が只の“白黒”になってしまわないように。
フル・オーケストラの音色を目指すこと」と仰るギイさん、
ベートーヴェンは言うまでもなく、
ワーグナー「ニーベルングの指環」、やブルックナー交響曲4,5、7,8,9番、
そしてマーラーの交響曲等が特にお好きで、
愛聴されているそうです。
5月にはラ・フォル・ジュルネで活躍され、
宗次公演の前には武蔵野市民文化会館でドレスデン・フィルと「皇帝」を共演なさいます。
『極めて高貴で個性的』と評されるギイさんの演奏、是非聴きにいらしてください♪
6/28(水)
18:45開演
18:00開場
フランソワ=フレデリック・ギィ ピアノリサイタル
一般4,000円
学生2,400円
[指定]