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2017年6月 おすすめ公演情報(3) 加藤訓子 マリンバリサイタル


「ジャンルという既存の枠を取り除き、新しい聴き手に出会いたい」   

(テレビマンユニオン/インタビューより)

加藤 訓子 マリンバ
6月21日(水)18:45開演 4,000円(学生2,400円) [指定]






J.S.バッハ、そして打楽器奏者にはお馴染みのペルト、ライヒ。
全て加藤さんによる編曲!
「楽器自体は音を奏でるものなので、演奏家にとって“音”は命。
身体から連動して音が出てくるので、(言い換えれば)身体が命。
音が出て、その余韻が空中に出ていく…
そんな動きは打楽器の“プリミティブ”(原始的、太古)さ、と共通しているように思うので、
そういう点を皆さんに届けられたらいいな。」と加藤さん。
 
マリンバは比較的新しい楽器で、どんどん改良が重ねられています。
「前は、マリンバという楽器は限界があると感じていましたが、
(楽器が常に改良されて)響きが豊かになったので、
人の心を掴むことができるように、そして音楽の表現の幅を拡げられるようになった、
とライヒやペルトをアレンジする自分のプロジェクトを通して、感じました。」と仰います。
YouTubeでも加藤さんの演奏動画を拝見することができますが、
その音、余韻、弾き姿まで本当に情感豊かで音楽的。
「バッハは本当にオールマイティ。
楽器を鳴らして、リズムや音色…を更に高めたいな、と思った時に
バッハをもっと掘り下げなきゃダメだと思って。
バッハは神様だとよく言われるけれど、
私にとっては実際に生きていた、一人の人間で。
そんな人間が、人間の未来へ対する可能性みたいなものを書き残してくれたんだと感じています。
一瞬でも良いから、音楽でそこに到達したい。」


「世界のマリンバ奏者35人」(アメリカ打楽器芸術協会)にも選出される加藤さんの演奏、
お聴き逃しなく!







加藤訓子マリンバ(表)



加藤訓子マリンバ(裏)









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