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2017年6月 おすすめ公演情報(5)シューマン・クァルテット


「日本人はベートーヴェンやその音楽と特別に
つながっているように感じます。」  

(トリトン・アーツ・ネットワーク/インタビューより)

シューマン・クァルテット 

6月14日(水)
18:45開演
4,500円(学生2,700円) [指定]









 







前回の日本ツアーで日本の聴衆を虜にしたシューマン・クァルテット。
「日本のお客様はとても集中して聴いてくださいました。
なぜだかわからないのですが、
多くの日本人はベートーヴェンやその音楽と特別につながっているように感じます。
まるで本能的にベートーヴェンの言語とメッセージを理解しているかのよう。」
と話すのは第2ヴァイオリンのケンさん。
シューマン三兄弟の母親は日本人ピアニスト、
父親ロベルト・シューマン(!)氏はデュッセルドルフ交響楽団のヴァイオリニストという音楽一家。


第1ヴァイオリンのエリックさんは、
今回のプログラムに含まれる武満徹の「ランドスケープ」から、
周文の「四季山水図屏風」や日本の昔話を思い出すそう。
「大阪近郊で、箏と三味線の野外演奏に母が連れて行ってくれたのを覚えています。
箏と三味線の音がとても気に入りました。
あの音で、当時の雰囲気を思い出します。
とても暑い日で、ムシムシして、虫の声もして。
小さな川、アイスクリーム、冷たいお茶…
そんな印象が、私達の記憶の中のランドスケープ(風景)を呼び起こします。」
 

2016年シーズンから
NYのリンカーン・センター室内楽協会のレジデント
(国内外から一定期間アーティストを招聘して、滞在中の活動を支援する事業)を、
そして2015/16はエステルハージ宮殿(墺)のレジデントを務めたりと、
益々活躍する彼ら。
「私たちの願いは、弦楽四重奏団として完全に独立することです。
そのために、私たちの音楽表現と同様レパートリーも発展させていけたらと思っています。」



シューマンQ(表)
シューマンQ(裏)




トリトン・アーツ・ネットワークさんサイトで、
シューマン・クァルテットのインタビュー記事を
お読みいただけます。


こちらもあわせてお読みいただけましたら・・・!


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