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え、ほんと??ベートーヴェンの真実 ~1~



みなさまこんにちは。
世の中は新型コロナ COVID19(これ、COrona VIrus<ウィルス>Disease<病気>
2019 の意味だそうです)で大変なことになっており、宗次ホールでも多数の公演を
中止せざるを得ない状況となっております。

こんな中、少しでも皆様で楽しんで頂けるように、ちょこっとずつブログも書き進めてい
きたいと思います!

今日は、「え、ほんと??ベートーヴェンの真実」
2020年はベートーヴェンの生誕250周年ということで宗次ホールでもベートーヴェンの
企画が多くあります。

1770年江戸時代中期生まれ。しかし実は誕生日は不明!!


12月17日に洗礼を受けていることは判っていることから、その24時間以内、
恐らく12月16日頃に生まれたのであろう、と推測されています。

ベートーヴェンはドイツ人?オーストリア人?


生まれたのはドイツ。しかし20代でオーストリアへ移り、ウィーンで大半を過ごします。
興味深いのは、彼のおじいさんがフランドル地域(フランス北部からオランダ南西部
あたり)の出身だったそうで、ゆえに<Ludwig van Beethoven> のvanはドイツ語の
<von>ではなく、<van>。

そういえば画家ゴッホもオランダの人物ですが、アメリカでは<ゴッホ>と呼ばずに、
<ヴァン・ゴー(Van Gogh)>と呼ぶんです。初めて聞いた時、誰のことを指しているの
かさっぱりわかりませんでした。

色々な体調不良に悩まされた生涯


難聴は有名な話ですが薬もなかったこの時代、ベートーヴェンは他にも大腸炎、
リウマチ、リウマチ熱、チフス、皮膚疾患、膿瘍、眼病、黄疸、慢性肝炎、肝硬変・・・
と様々な病に悩まされました。
1827年に56歳で亡くなる前には、腹部に溜まった10キロ以上(!)分の水を麻酔なし
で抜くなんてことも!恐ろしい話ですが、抜いた途端に楽になり医者に
「先生、あんたは杖で岩を打つモーセのようだね。」と冗談を飛ばすほどだったとか。

コーヒー豆は必ず60粒!それ以上でも以下でもダメ!


今でいうDV親父だったベートーヴェンの父。厳しい教え故か、ベートーヴェンは
こだわるところには異常なこだわりを発揮していたそうです。
豆は必ず60粒数えてからガラス製のコーヒーメーカーでこしらえていました。

珈琲好きの方にしてみれば、「1杯に60粒って少なくない?」と思われるでしょうけれど、純粋に豆を挽いて熱いお湯で煎れるのみの当時の手法は、現代の精製された豆で飲む珈琲より圧倒的に強いカフェインを含み、飲みごたえがあったようです。

ん~!珈琲飲みたくなりました!

次回へ続きます★


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