横山幸雄 ピアノシリーズ Vol.2
横山幸雄 ピアノ・リサイタル「ラヴェル全曲演奏会」
2025年
9/15
(月)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 横山幸雄(ピアノ)
- 曲目
- ソナティナ
亡き王女のためのパヴァーヌ
水の戯れ
鏡
1. 蛾
2. 悲しい鳥たち
3. 洋上の小舟
4. 道化師の朝の歌
5. 鐘の谷
●●休憩●●
高雅で感傷的なワルツ
夜のガスパール
1. 水の精
2. 絞首台
3. スカルボ
●●休憩●●
前奏曲
ハイドンの名によるメヌエット
古風なメヌエット
ボロディン風に
シャブリエ風に
クープランの墓
1. 前奏曲
2. フーガ
3. フォルラーヌ
4. リゴドン
5. メヌエット
6. トッカータ
※※本公演は、約3時間(休憩2回含む)を予定しております。
※内容は変更になる場合がございます。

ラヴェル生誕150年記念
「受け継がれし音、 いま、蘇る。 」
〜孫弟子・横山幸雄が描くラヴェルの世界~
「ラヴェルピアノ独奏曲全曲演奏会」
かつて僕がフランスに留学した年は、ラヴェルの没後50年という記念年でした。
そもそもパリに行く大きな理由のひとつとしてヴラド・ペルルミュテールというピアニストに師事したいという想いがあったのですが、先生は若い頃にラヴェル自身の前で
その全曲を演奏し、アドヴァイスをもらったという貴重な存在なのです。
その後、デビューから5年経った時にはじめて全曲演奏会を行なったのも実はラヴェル。
それ以来、ベートーヴェンやショパンほど演奏回数が多いわけではありませんが、最も関わりも深く大切な作曲家として折りに触れて演奏してきました。
2025年は、そんなラヴェルの生誕150年。
この度また新たな気持ちでその全曲演奏に取り組んでみたいと思っています。
横山 幸雄
ショパン国際ピアノコンクール最年少入賞より35年
以来、第一線で活躍を続ける《超人》ピアニスト
横山幸雄(ピアノ)
第12回ショパン国際ピアノコンクールにおいて歴代の日本人として最年少入賞を果たし、本格的な演奏活動を開始。以来数々の賞を受賞しクラシック界のトップアーティストとして常に注目を集めている。2025年は入賞から35年の節目を迎える。
2010年ショパン生誕200年を記念して行われた14時間に及ぶショパンピアノ独奏曲全曲演奏会「入魂のショパン」はギネス世界記録に認定され、翌年には遺作を含む全独奏曲演奏会で自らのギネス記録を更新。2019年の第10回記念公演では、ショパンが生涯で作曲した240曲の全ての作品(独奏曲、協奏曲、声楽曲、室内楽曲)を3日間で演奏するという前人未踏のプロジェクトを大成功させ、その記録をDVDとしてリリース。また、2013年よりスタートした横山幸雄のもうひとつのライフワークともいえるシリーズ「ベートーヴェン・プラス」や、「4大ピアノ協奏曲」演奏会などに加え、ベートーヴェン生誕250周年にあたる2020年には「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全32曲連続演奏会」を行ない、2日間でソナタ全曲を演奏する偉業を成し遂げ、その模様が全て収録されたDVDを発表。
2015年パリにてラヴェルの全ピアノ独奏曲演奏会、2018年ポーランド・リサイタル・ツアー、2019年ルイージ指揮デンマーク国立交響楽団公演など海外にも活躍の場を広げる。これまでリリースされたCDは、文化庁芸術祭レコード部門優秀賞、国際F.リスト賞レコードグランプリ最優秀賞等栄えある賞を受賞。
2021年デビュー 30周年記念CD「大友直人最新CDは昨年サントリーホールでのデビュー 30周年記念公演のライヴ録音「横山幸雄 ショパンピアノ協奏曲第1番&第2番他」(ソニー・ミュージック・レーベルズ)をリリース。そして近年は自身の作曲作品の出版や、協奏曲の弾き振りを含めて指揮者としても大成功を収めるなど、活動の場を更に広げている。 名古屋芸術大学特任教授ほか数々の音楽大学で教佃を取り、名古屋に於いての音楽の発展にも尽力している。
故中村紘子女史の遺志を引き継ぎ日本パデレフスキ協会会長を務める。
オフィシャルサイト https://yokoyamayukio-official.bitfan.id/
◎下記公演もございます。
2025年7月26日(土)14時開演
横山幸雄 ピアノ・リサイタル「ショパン物語」