椿三重奏団 CD発売記念コンサート
2023年
9/10
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 椿三重奏団:高橋多佳子(ピアノ)礒絵里子(ヴァイオリン)新倉瞳(チェロ)
- 曲目
- エルガー:愛のあいさつ
ディニク:ひばり
サン=サーンス:白鳥
ショパン:
練習曲 変イ長調 Op.25-1「エオリアンハープ」
ショスタコーヴィチ:
ピアノ三重奏曲 第2番 ホ短調 Op.67より~第4楽章
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チャイコフスキー:
ピアノ三重奏曲 イ短調 Op.50「偉大な芸術家の思い出に」
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発売日:2023年5月14日 ちょこっとスムーズ予約可
椿三重奏団
それぞれが日本を代表するソリストとして、室内楽奏者として活動を続ける3人の出会いは2008年。高橋と礒の出演するトリオの演奏会に急遽参加することとなった新倉は当時まだ大学生でしたが、意気投合し、その後も折に触れて共演を重ね、レパートリーを拡大し、音楽を成熟させてきました。 2017年の幸田町民会館つばきホールでのコンサート後に、トリオ名を付けて常設のピアノ三重奏としての活動を決意。椿が日本原産の樹木であり、18世紀にヨーロッパに渡り「東洋のバラ」と呼ばれ人気を博したこと、白い椿には「完璧な美しさ」という意味があることを踏まえて、日本人としてのアイデンティティーと、西洋のクラシック音楽に携わる3人を重ね合わせ、2019年、あえて「カメリア・トリオ」など欧文にしない「椿三重奏団」と命名されました。 2020年2月に初のCD「メンデルスゾーン/ブラームス:ピアノ三重奏曲第1番」(アールアンフィニ・レーベル)をリリース。その歳月を重ねたがゆえの熟成した3人のアンサンブルはエモーショナルでダイナミック、そして精緻との評価を受け、レコード芸術誌特選盤に選出されました。
高橋多佳子(ピアノ)
第12回ショパン国際ピアノ・コンクール第5位、第6回ポルト市国際音楽コンクール第2位、第3回ラジヴィーウ国際ピアノ・コンクール第1位、第22回日本ショパン協会賞などを受賞。桐朋学園大学卒業、国立ワルシャワ・ショパン音楽院研究科を最優秀で修了。その後10年間にわたりポーランドで研鑽を積む。国立ワルシャワ・フィルをはじめ、新日本フィル、日本フィル、東京フィル、東響、東京都響など国内のほとんどの主要オーケストラと共演を重ねる。既に20タイトルのCDをリリース、《ショパンの旅路》、《ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番&ムソルグスキー:展覧会の絵》(オクタヴィア)など多くが“レコード芸術誌特選盤”となる。2015年刊行の《ショパンの本》(音楽之友社)ではDVDでのピアノ演奏を担当し、発売と同時に大きな話題となった。2019年12月には待望の「ショパン:ピアノ協奏曲 第1番」とその他ショパン作品の新録音からなる通算21枚目となるショパン・アルバムがオクタヴィア・レコードよりリリース。2010年から《茂木大輔の生で聴く「のだめカンタービレ」の音楽会》全国ツアーに参加。浜離宮朝日ホールでのリサイタルシリーズ《ショパンwithフレンズ》(全4回)、《名曲達の饗宴》(全3回)は、各回ともに優れた企画と高い音楽性で絶賛を博した。ソロ活動の他に、宮谷理香とのピアノ・デュオ「デュオ・グレイス」、礒絵里子(Vn)・新倉瞳(Vc)との「椿 三重奏団」としても活動。「椿三重奏団」としては2020年2月にデビュー CD(アールアンフィニ・レーベル)をリリース。ヨーロッパの著名な国際音楽祭への出演や、中国での公演、ポーランドの《青少年のためのショパン国際ピアノ・コンクール》、ロシアの《ラフマニノフ国際ピアノ・コンクール》に審査員として招聘されるなど国際的なキャリアも築いている。
オフィシャル・サイト facebook.com/takakoChopin1990
椿三重奏団で大好きな宗次ホールにて再び演奏させていただけますこと、とても嬉しく思っています。今回のメイン、チャイコフスキーの「偉大な芸術家の思い出に」はトリオ作品の最高峰と言っても過言ではありません。様々な感情を表現していくこの作品を教会のような豊かな響きの宗次ホールで演奏すると、どのような情景が見えてくるのでしょう。皆様と感動を分かち会えることを楽しみにしています。
礒絵里子(ヴァイオリン)
桐朋学園大学卒業後、文化庁芸術家在外派遣研修員としてブリュッセル王立音楽院に留学し、修士課程大賞を受賞し首席修了。マリア・カナルス国際コンクールほか国内外のコンクールで入賞。ソリストとして日本フィル、東京フィル、名古屋フィル、チェコ・フィル、フランダース放送響他国内外のオーケストラと多数共演し、「知性と感性と技術の実力派」と高い評価を得る。宮崎国際音楽祭へは毎年参加、「題名のない音楽会21」「アインシュタインの眼」「クラシック倶楽部」ほかテレビ・ラジオ出演も多く、2010年よりFMヨコハマ「礒絵里子のSEASIDE CLASSIC」のパーソナリティを務めている。 ソロ活動に加え、「デュオ・プリマ(神谷未穂Vl.)」「EnsembleΦ(ファイ)(宮谷理香Pf. 水谷川優子Vc.)」「椿三重奏団(高橋多佳子Pf. 新倉瞳Vc.)」「ディオ・パッシオーネ(河野智美Gt.)など室内楽でも多彩な演奏活動を展開。(一財)地域創造公共ホール活性化支援事業登録アーティスト、「こどものためのクラシック」登録アーティスト(ソニー音楽財団)としてアウトリーチ活動にも積極的に参加している。デビュー以来11枚のCDをリリース。洗足学園大学講師として後進の指導にもあたっている。真摯な演奏への取り組み、確かな技量に基づいたヨーロッパ仕込みの洗練された感性には定評があり「気負いのないしなやかな活動ぶりが、クラシック音楽シーンで着実に存在感を放っている」など各媒体で高く評されている。
オフィシャル・サイト erikoiso.jp
椿三重奏団としては昨年の4月以来、個人では今年の1月にお邪魔した宗次ホールにまた伺えることになり心躍っております。今回メインに取り上げる「偉大な芸術家の思い出に」は50分に渡る大曲です。各々の小品では弦楽器はそれぞれの楽器が奏でる鳥の調べを、ピアノは爽やかにエオリアンハープをお楽しみ下さい。宗次ホールの響きの中で皆様と一期一会の空間を共有出来ます事を楽しみにしております。
新倉瞳(チェロ)
幼少期をアメリカとドイツで過ごす。桐朋学園大学音楽学部を首席で卒業、皇居桃華楽堂新人演奏会に出演し御前演奏を行う。その後スイスへ渡りバーゼル音楽院ソリストコース・教職課程の両修士課程を最高点で修了。これまでに毛利伯郎、堤剛、Thomas Demenga、Martin Zeller(バロック チェロ)の各氏に師事。2014年よりCamerata Zürichのソロ首席チェリストに就任。国内外での受賞歴も多数、近年では第18回ホテル オークラ音楽賞を受賞。桐朋学園大学在学中にEMI Music JapanよりCDデビュー後、CDを多数リリース、国内外でリサイタル、オーケストラとの共演を重ね、テレビ、ラジオにも多数出演。現在はスイスを拠点にソリストとして、スイスのクレズマーバンド「Cheibe Balagan」、アコーディオニスト佐藤芳明氏とのデュオ、ピアニスト高橋多佳子氏とヴァイオリニスト礒絵里子氏との「椿三重奏団」としても、幅広くも奥深い音楽を追求している。近年ではサントリーホールで行われた歌舞伎俳優の尾上松也氏とのコラボレーション「セロ弾きのゴーシュより~某(それがし)はセロである」にて音楽劇に挑戦し、好評を博した。2016年より演奏家のためのドレスプロデュースを始め、現在は2019年秋にデビューした「M Maglie le cassetto」ドレスラインのプロデュースを担当している。 使用楽器は、宗次コレクションより貸与されたMatteo Goffriller(1710年製)。
オフィシャル・サイト hitominiikura.com