西村尚也と仲間たちの室内楽演奏会【昼の部】
2023年
9/23
(土)
12:30開演
12:00開場
- 出演者
- 西村尚也(ヴァイオリン)ニムロード・ゲズ(ヴィオラ)沼沢淑音(ピアノ)
- 曲目
- 1,W.A.モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのためのデュオ B-Dur KV.424
2,
[昼の部]
イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第5番 Op.27 No.5 [ヴァイオリンソロ]
[夜の部]
ブラームス:ピアノとクラリネットのためのソナタ Es-Dur Op.120 No.2 [ヴィオラ&ピアノ デュオ]
-休憩-
3,M.ブルッフ:8つの小品 Op.83 ヴァイオリン、ヴィオラとピアノによるトリオ
※ハーフ60は2,400円で販売いたします。 (申込専用メールフォームが開きます)
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発売日:2023年5月14日 ちょこっとスムーズ予約可
西村尚也(ヴァイオリン)Naoya Nishimura, Violin
1985年生まれ、名古屋出身。4歳でヴァイオリンを始め、長谷部直子、ナタリア・ボヤルスカヤ、故・近藤フミ子の各氏にヴァイオリンの手ほどきをうける。12歳の頃、ヴァイオリンの鬼才イヴリー・ギトリス氏の演奏に感銘を受け、プロの音楽家を志す。その後、瀬戸瑶子教授の門下に入り、2000年東京藝術大学音楽学部附属音楽高校に入学、浦川宜也教授、椙山久美の両氏に師事した。
2001年ドイツのマインツで開催されたイフラー・ニーマン国際ヴァイオリンコンクールでジュニア部門第1位を受賞。そのドイツ滞在時に、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏を聴きドイツでオーケストラの演奏家になることに憧れる。
2003年東京藝術大学に入学後、渡独。マンハイム国立音楽大学に入学し、故ローマン・ノーデル教授のクラスに入門、文化庁より新進芸術家海外研修制度の奨学金を受ける。2010年卒業リサイタルで自作を含むプログラムを演奏し、マンハイム国立音楽大学を最優秀の成績で卒業。2014年には同大学大学院のソリスト科を修了した。
2004年のファビオ・ルイジ指揮のパシフィック・ミュージック・フェスティバル(PMF)オーケストラをはじめとして、在学中より頻繁にコンサートマスターとしての経験を積む。
2007年バイエルン放送交響楽団(首席指揮者マリス・ヤンソンス)のアカデミー生となり、プロオーケストラでの演奏活動を開始した。2010年5月、ラインランド=プファルツ州立管弦楽団の第1コンサートマスターに就任。同年夏、小澤征爾氏復帰後初のサイトウキネンオーケストラに最年少で参加、12月には同楽団のニューヨーク公演にも同行した。その後、ハンブルグ交響楽団第1コンサートマスターを経て、現在マインツ・フィルハーモニー管弦楽団の第1コンサートマスターを務めている。
これまでにパリ管弦楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団、フランクフルト歌劇場管弦楽団、ハンブルク国立歌劇場管弦楽団、ザールブリュッケン放送管弦楽団をはじめとするヨーロッパ各国の著名なオーケストラにゲストコンサートマスターとして招かれたほか、ソリストとしてもリサイタルに加え、バーデン・バーデンフィルやハンブルグ交響楽団、エルツゲビルゲ交響楽団、クアプファルツ室内管などのオーケストラと共演を重ね、ドイツの主要新聞各紙にて、「この若さとは信じられない円熟」「オーケストラが喜んでつき従う、説得力に溢れる演奏と音色」「街中が感激に浸った夜」などの絶賛を受けている。
最近では、ピアニストのファジル・サイや作曲家でヴィオリストのブレット・ディーン、オーボエ界のレジェンド、ハインツ・ホリガーとの室内楽、イタリアの鬼才ピアニスト、アンドレア・バケッティとのリサイタルなどを行い、いずれも大成功を収めた。その模様はバイエルン放送、南西ドイツ放送、イタリア放送協会(RAI)やNHKなどの放送局からテレビ、ラジオを通じて度々オンエアーされている。
また名古屋では昨年に引き続き、今年も小林研一郎指揮『コバケンスペシャル』にゲスト・コンサートマスターにて出演予定。
ニムロード・ゲズ(ヴィオラ)Nimrod Guez, Viola
1977年イスラエル生まれ。7歳のころヴァイオリンを始め、 ナホム・リーバーマン、イロナ・フェハー、シュロモ・ティンパルバー、ハイム・タウブの各氏に手ほどきを受ける。16歳でヴィオラの世界的名手タベア・ツィンマーマンと出会い、ヴィオラに転向。 1996年よりドイツのフランクフルト音楽大学の彼女のクラスで学んだ。フランクフルトで5年間勉強した後、2001年にリューベックに移り、ノラ・ チャステイン教授のクラスでヴァイオリニストとしての勉強を続けた。2002年から2004年にかけては、ヴァイオリンの勉強と並行して、バーバラ・ウェストファル教授にヴィオラの研鑽も積んだ。またAmerican-Israel Foundationより奨学金を受け、2002年の"Aviv"コンクールで優勝した。
2005年には、名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団の第一首席ヴィオラ奏者に就任。 その後移籍し、2008年から2012年の間、彼は世界最高峰のオーケストラ、バイエルン放送交響楽団で第一首席ヴィオラ奏者のポジションに就いていた。
2012年からはヴュルツブルク音楽大学でヴィオラ科教授として後進の指導にあたっている。また、2019年からはそれと並行してヨーロッパ室内管弦楽団で首席ヴィオリストを務めている。同時に彼は古楽をこよなく愛しており、2010年よりバロックヴァイオリンでの演奏活動も始めた。 バイエルン放送交響楽団のメンバーと共に古楽アンサンブル「アカデミア・ジョコーザ」を結成。
ソロと室内楽においてもヴィオリスト、ヴァイオリニスト、バロック ヴァイオリニストとして活発に活動し、ユトレヒト 、ロッケンハウスなどの多くのフェスティバルで、ヴァイオリニストのジャニーヌ・ヤンセン、ヴィルデ・フラング、リザ・フェルシュトマン、チェリストのニコラ・アルトシュテット、マキシミリアン・ホルヌングら世界的な名手たちと頻繁に共演している。
沼沢淑音(ピアノ)Yoshito Numasawa, Piano
桐朋女子高等学校音楽科ピアノ科を首席で卒業、あわせて桐朋学園音楽部門より特別奨学金を授与される。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマを経て(公財)RMFの奨学生としてモスクワ音楽院を卒業、エリソ・ヴィルサラーゼ氏の薫陶を受ける。
ケルン国際音楽コンクール3位入賞、シュニトケ国際コンクール、ポリーニも過去に優勝した歴史あるポッツォーリ国際ピアノコンクー ルで優勝。これまでに杉安礼子、故ウラジーミル・竹の内、佐藤辰夫、辻井雅子、広瀬康、野島稔、ミハイ ル・カンディンスキー、エリソ・ヴィルサラーゼの各氏に師事。 素晴らしい輝かしいピアニストで私は彼の特別な繊細な感受性と音楽への献身に心動かされました。(アルゲリッチ氏)音楽に普遍的なアプローチをする事ができる個性的で創造的なアーティスト(ネルセシアン氏)と称賛される。 数々のオーケストラと共演し、ラ・フォル・ジュルネ音楽祭、別府アルゲリッチ音楽祭等、日本 国内各地はじめ欧州各地の音楽祭に出演。
2017年4月より桐朋学園非常勤講師。