奥村愛 ヴァイオリン・リサイタル
2023年
5/21
(日)
14:00開演
13:30開場
- 出演者
- 奥村愛(ヴァイオリン)河野紘子(ピアノ)
- 曲目
- モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 KV304
ヴィェニヤフスキ:創作主題による変奏曲
クライスラー:ウィーン小行進曲
プーランク:ヴァイオリン・ソナタ 他
奥村愛、5年ぶりとなる宗次ホールでのリサイタルはデビュー 20周年を祝う特別なプログラム。
2022年から続く周年公演では全て共演者、編成、プログラムを変えて臨んでおり
今回のリサイタルではピアニストの河野紘子が共演者として登場する。
学生時代から交流を持ち、ステージでも何度も共演してきた二人。
親密かつエレガントなアンサンブルで奥村がいま一番届けたいプログラムを披露します。
奥村愛(ヴァイオリン)
7歳までアムステルダムに在住。桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコースで学ぶ。辰巳明子氏に師事。第48回全日本学生音楽コンクール全国大会中学生の部第1位、第68回日本音楽コンクール第2位など受賞多数。
02年、『愛のあいさつ』でCDデビューを飾り、一躍楽壇の注目を集める。以来Avex Classicsより数々のCDをリリース。近年は渡辺香津美や小沢健二らの新作レコーディングに参加。国内の主要オーケストラや、世界各国のオーケストラとの共演を多数重ねている。「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「富士山河口湖音楽祭」をはじめ、国内の音楽祭に多数参加。リサイタル活動の傍ら「キッズのためのはじめての音楽会」をプロデュース。自身のライフワークとして位置付け、長年に渡り全国各地で上演を続けている。クラシックのみならず、ジャズ、タンゴ、アイリッシュトラッドなど様々なユニットに参加。その瑞々しい演奏はジャンルの垣根を越えた魅力を放つ。また国内の気鋭の弦楽器奏者たちで構成された「奥村愛ストリングス」としても活発に活動。自然体なトークも好評を得ており、テレビやラジオへの出演も多い。
桐朋学園芸術短期大学非常勤講師。
使用楽器は1738年イタリア製のカミロ・カミリ。
2022年、デビュー20周年を迎える。
河野紘子(ピアノ)
札幌市出身。桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園大学を経て同大学研究科を修了。高校卒業演奏会、大学ピアノ卒業演奏会に出演。永井礼子・阿部美果子・伊藤恵各氏に師事。
これまでに「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」「庄内国際ギターフェスティバル」「東京・春・音楽祭」などの音楽祭に出演。2020年には水戸芸術館主催「池辺晋一郎の肖像」に出演。その時の演奏(表題作とピアノソロ曲「大地は蒼い一個のオレンジのような..」)は池辺晋一郎 室内楽作品集III「さんごじゅの花」に収録されている。テレビ朝日「題名のない音楽会」、NHK-FM「リサイタル・ノヴァ」やBS-TBS「日本名曲アルバム」などメディアでの出演も多数。声楽・器楽などとのアンサンブルに定評があり、福田進一、波多野睦美、小林沙羅 各氏や多くのアーティストとの共演を重ねている。小林沙羅氏のCDアルバムをはじめ、合唱団との録音も多数。2019年には小林沙羅、波多野睦美、坂下忠弘各氏をゲストに迎え、歌曲とピアノソロを交えたセルフ・プロデュースコンサート「詩が音をまとう時」を企画。
桐朋学園大学声楽科嘱託演奏員、二期会研修所ピアニスト、現在は NHKカルチャーセンター青山教室講師を務める。また、ドラマ・映画と大ヒットを記録した「のだめカンタービレ」の主人公(上野樹里)の手・音の吹き替え、現場での指導を担当。2007年に公開された映画「神童」でも主人公(成海璃子)の手の吹き替えを担当。また「コード・ブルー3rd SEASON」で天野奏役(田鍋梨々花)のピアノ指導を担当するなど、多方面へ活動の幅を広げている。