笛田博昭 テノールリサイタル
2022年
8/11
(木)
15:00開演
14:30開場
- 出演者
- 笛田博昭(テノール)藤原藍子(ピアノ)
- 曲目
- チレア:歌劇「アルルの女」より“フェデリーコの嘆き”
プッチーニ:歌劇「トスカ」より“星は光りぬ”
ヴェルディ:歌劇「運命の力」より “天使のようなレオノーラ”
ダンニバーレ:太陽の土地
ビクスィオ:マリウ愛の言葉を 他
笛田博昭(テノール)Hiroaki Fueda, TENOR
名古屋芸術大学卒業、同大学大学院修了。2009年渡伊。2011年文化庁新進芸術家海外研修員として再渡伊。第37回イタリア声楽コンコルソ・イタリア大使杯受賞。第9回マダム・バタフライ世界コンクール及び第50回日伊声楽コンコルソ第1位。 2012年フェッラーラ国際コンクール第1位。第20回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
2007年藤原歌劇団での「ラ・ボエーム」ロドルフォでデビュー以降、「ラ・ジョコンダ」エンツォ、「仮面舞踏会」リッカルド、「蝶々夫人」ピンカートン、「トスカ」カヴァラドッシ、「カプレーティ家とモンテッキ家」テバルド、「カルメン」ドン・ホセ、「ノルマ」ポッリオーネ、「道化師」カニオ、「リゴレット」のマントヴァ公爵などプリモ・テノールとして数多くの公演に参加し、常に好評を博している。世界的ディーヴァのマリエッラ・デヴィーアの相手役、 ポッリオーネを務めた日生劇場・藤原歌劇団共同制作公演「ノルマ」での好演は特筆に値する賞賛を得た。
フェッラーラ国際コンクール優勝により、フェッラーラ歌劇場にて「イル・トロヴァトーレ」マンリーコ役でイタリアデビューを果たし、日中国交正常化35周年記念・第9回上海国際芸術祭公演「蝶々夫人」や「椿姫」「トスカ」「マクベス」「ドン・カルロ」「運命の力」など各地で多数のオペラに出演。
また、NHK-FM『名曲リサイタル』、K-BALLET COMPANY、東京フィルハーモニー交響楽団、東京交響楽団(ジョナサン・ノット指揮)「第九」やヴェルディ、モーツァルト「レクイエム」においてソリスト出演。国内外問わずソリストとしても活躍し、イタリア・ヴァチカン国際音楽祭に参加し枢機卿の音楽ミサで演奏、各種コンサートに出演。NHK『ららら♪クラブ』人気投票であなたの好きな日本人オペラ歌手男女通じて第1位を獲得。2017 年よりNHK ニューイヤーオペラコンサートに出演。天から降りてくるような響きの声を持ち、且つ大胆な中にも繊細な表現で聴衆を魅了する唯一無二の存在である。
湯沢町特別観光大使。藤原歌劇団団員。
藤原藍子(ピアノ)Aiko Fujiwara, PIANO
桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業。文化庁新進芸術家海外留学制度研修員としてイタリア・ミラノに留学し、コレペティトゥールの研鑽を積む。ピアノを本荘玲子、森安芳樹各氏に、コレペティトゥールを森島英子、ジェイムズ・ヴォーン、ヴィンチェンツォ・スカレーラの諸氏に師事。
主に藤原歌劇団、新国立劇場のピアニストとして「椿姫」「蝶々夫人」「カルメン」「リゴレット」「ファルスタッフ」「アドリアーナ・ルクヴルール」「ラ・ボエーム」「ドン・パスクアーレ」「セヴィリアの理髪師」「ランスへの旅」公演等に携わる。2015年・2016年「愛の妙薬」公演ではチェンバロ奏者を、2021年「清教徒」公演ではオルガン奏者を務めた。
この他日本を代表するオペラ歌手とのリサイタル、コンサートやNHK-FM放送での共演者も多く務めている。2021年には、NHK-FM『オペラ・ファンタスティカ』にコレペティトゥールとしてゲスト出演した。又、フルート奏者の山形由美氏とは、日本各地でのリサイタルの他、クルーズ船 "飛鳥II"でのコンサートやテレビ番組でも共演を重ねている。その他、女優で元宝塚歌劇団娘役トップスター・黒木瞳氏出演・プロデュースのコンサート、踊りとのコラボレーションステージでピアノを務めるなど、様々なジャンルで活躍中。
藤原歌劇団団員。