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ミルタ・アルバレス アルゼンチンのギター音楽

20203/28 (土)
18:00開演 17:30開場

出演者
ミルタ・アルバレス(ギター) 共演:レオナルド・ブラーボ(ギター)
曲目
[ソロ]
A. ビジョルド:エル・チョクロ
O.プグリエーゼ:ラ・ジュンバ:
A.ピアソラ:オブリビオン
[デュオ]
R.グレラ:ア・サンテルモ
A.ラミレス:アルフォンシーナと海
A.バルディ:ガジョ・シエゴ
ほか

発売日:2019年11月10日




♪陽の当たる径 Caminito Soleado



(歌)晴れわたった田舎の径/花が咲き、太陽をいっぱいに浴びて
縁取りのついたハンカチを振って/君は私が通り過ぎるのを見ていた


ガルデルとレ・ペラ作の「カミニート・ソレアード」、この美しい民謡調の歌はカルロス・ガルデルが最晩年に出演した1934の映画「エル・タンゴ・エン・ブロードウェイ」に取り入れられました。この曲が描くシーンは週末のパーティーで、これはアルゼンチンの演劇や映画などでもよく使われてきました。例えば(ギタリストの)アベル・フレウリが出演した、1939年コロン劇場で上演された「マルティン・フィエロ」の最後のシーンでは、この場所のような田舎風のパティオにギターを持った人たちがカンシオン・クリオージャ(民謡)を演奏し、踊る人と歌う人が出てきて、アルゼンチンの民謡の精神を美しい演奏で表現しています。1934年の時点でカルロス・ガルデルはタンゴのレパートリーだけでなく、このような美しい民謡のシーンを組み込んでいたのです。

(歌)山と谷を横切りながら/私のつましい荷車で元気いっぱいにやって来た
希望を背負って/車輪は風を受け飛び跳ねるよう
ゆったりした流れの/谷間の一番深いところをようやく横切る時
沸き起こる悲しみが/歩みをやめ、その勢いを止めさせる
なぜならその小川には/時折君の瞳が見つめていると感じるから



(訳 PaPiTa MuSiCa 西村秀人)



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