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2020.2.24 谷辺昌央ギターリサイタル



名古屋市出身の世界的ギタリスト、谷辺昌央さんの毎年の「個展」的なリサイタル。今回は7年半ぶりに、メゾソプラノの大橋多美子さんとの共演を交え、日本の民謡やことばをモチーフにした細川俊夫作品と、アルゼンチンのフォルクローレの偉人、アタウアルパ・ユパンキの作品を取り上げました。細川作品は近年谷辺さんが特に力を入れている分野で、谷辺さんの生み出す研ぎ澄まされた音と間合いの美学との相性は抜群。大橋さんの語りかけるような日本語の歌が奥行きを与えていました。そして、久々に当館で取り上げるユパンキもまた得意のレパートリー。その郷愁を帯びた味わい深さは細川作品と絶妙なコントラストになっていました。



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