2019.12.25 きりく・ハンドベルアンサンブル
今年で7度目、宗次ホールの年末の恒例となっている、ハンドベル・アンサンブルの世界最高峰「きりく」のコンサート。目にも留まらぬ手さばきと、一瞬のすきのない連携プレーで「ハンドベルでここまでやるか」という様々なレパートリーを繰り広げるそのステージは、今年もやはりとんでもなかった。話題になったクィーンのメドレーや、細かい音の動きが連続するピアソラの「ブエノスアイレスのマリア」など、ハンドベルということを忘れて聴き入ってしまいます。1曲毎に行われるベルの配置換え作業も含めてお客様は興味津々。休憩中にも後半の準備をしているメンバーに質問しようとステージそばに多くのお客様がいらっしゃいました。小さなベルでも1つ500g、大きいものは5kgを超えてくるとなると「米袋を振り回しているようなもので」とのこと。軽々とやっているようにみえて、終演後は汗だくになってしまう理由がよくわかりました。