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2019.11.25 相曽賢一朗&佐藤彦大 デュオ・コンサート



現在はロサンゼルスを拠点に活動し、毎年秋に帰国してはコンサートを行っているヴァイオリニストの相曽さん。今回、バルセロナのマリア・カナルス国際コンクールで優勝したピアニスト 佐藤彦大(ひろお)さんとは初顔合わせ。格別なにかやってやろうとせずとも、確かな技術で丁寧に楽譜をすくい上げて音にすれば曲の良さが染み出してくる・・・といった感じのお二人の音楽の方向性が一致。バルトークのヴァイオリンソナタ第2番やラヴェルの「ツィガーヌ」などでもいたずらに「民族風に」しようとしないスタイルが、かえってその曲のスケールを大きく見せることに繋がった大熱演。アンコールにはスペインの作曲家ファリャの「スペイン民謡組曲」の「ポロ」と、熱狂から一瞬にして変わってバッハの「G線上のアリア」を。




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