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2019.11.24 ラインホルト・フリードリッヒ トランペット・リサイタル



フランクフルト放送響の首席奏者として16年も活躍されたトランぺッター、
ラインホルト・フリードリヒさんの演奏会が終演しました。
共演のピアニストは、公私共にパートナーである竹沢絵里子さん。
「私はトランペットを吹くのではなく、いつも歌うことを考えているんだ。」
とラインホルトさんが常に口にされているという通り、その音色はどこまでも伸びやか!
堂々とした英雄的な響きや濃い霧の中を歩いている孤独な音、そして後半では
スペイン民謡やカルメン幻想曲といった情熱的な音楽でトランペットという楽器の
様々な顔をいとも簡単そうに、見せてくれました。

アンコールは
ヴィクトル・ネスラー:歌劇「ゼッキンゲンのラッパ吹き」より 別れの歌 と、
R.シュトラウス:薔薇のリボン Op.36-1

の2曲。身分違いの結ばれぬ恋から泣く泣く立ち去ったトランぺッターが、
後に片思いのお姫様とめでたく結ばれる、というストーリーをお話してから
演奏してくださいました。





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