2019.10.19 カルテット・アマービレ
カルテット・アマービレ
篠原悠那(ヴァイオリン) 北田千尋(ヴァイオリン)
中 恵菜(ヴィオラ) 笹沼樹(チェロ)
昨年の第4回宗次ホール弦楽四重奏コンクールで第1位を受賞した若手カルテット。とはいえ、それ以前にすでにミュンヘン国際音楽コンクールでも第3位を受賞している彼ら。磨き抜かれたアンサンブルと若さ溢れるパッション。そして何よりも4人が楽しみながら音楽を創り上げている感じが客席にも伝わって、聴き手を引き込む魅力をもったカルテットです。この日はベートーヴェンから始まって、現代風なヴェーベルン、ベートーヴェンへのオマージュも聴かれるメンデルスゾーン、最後に岡崎市出身の作・編曲家(でピアニスト)の山中惇史さん編曲のピアソラと、幅広いレパートリーを披露。最後のピアソラはまるでバルトークのように野趣溢れて攻撃的でスリリング。アンコールには同じ山中さん編曲のリベルタンゴ。今後の活躍がますます楽しみな4人組です。
舞台袖でちらっと見た篠原さんの楽譜は書き込みで一杯でした!