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おすすめ公演情報2017年3月おすすめ公演(3) 3/26 ハンブルクトリオ




「想像をはるかに超えるファンタジーに聴衆は最初から最後まで振り回された」

(Hamburg Abendblatt紙)





2015年6月に宗次ホールに出演され、その素晴らしい音色とハーモニーで聴衆を魅了したハンブルク・トリオ。即売のCDを多くのお客様がご購入されたのも、演奏の素晴らしさを証明していました。

ハンブルクといえばドイツ、やはり音楽の本場。例えばオーケストラの響き一つとっても、とても勉強になるとヴァイオリンの塩貝さんが仰います。組織面でも、上の意見に素直に従う日本の社会とは全く異なり、どのようなポジションにいる人でも納得がいかない時にははっきりと意義を唱えるそうです。一人ひとりがきちんと意見を持ち、主張する。皆思ったことを素直に言い合うので、ある意味、楽だと仰います。お互い本音で接している。という信頼があるからでしょうか、内輪では様々な意見が飛び交うのに、その音楽は不思議とまとまった音が出ると言います。そんな場で臆することなく自分の意見を主張できるのも、塩貝さんが渡独される前からコンクールを受けるため諸外国に度々渡っていたから。「私はコンクールで精神的に鍛えられましたから」と笑って仰います。
 


2015年の公演ではオール・ブラームス、そして今回はシューマンのピアノ三重奏曲&四重奏曲、とやはりドイツプログラム。

最初は「シューマンのピアノトリオは人気が無いから」と塩貝さんは思っていたそうですが、チェロのヴィタウタス・ゾンデキスさんがどうしてもと譲らなかったとのこと。そして先日「シューマン全曲」をドイツで演奏してみたところ、考え方が180度変わったと塩貝さん。「全曲通して向き合って初めて分かることが沢山」と強調されていました。「ドイツに来てドイツ語や文法を知り、この国の作曲家の作品に対する理解が深まりました。文章でも、筆者の言いたい部分が強調されるように、曲の作り方もドイツ語の構造に沿っているような気がします。」と塩貝さんもお話される通り、その国の言語と音楽は密接な繋がりがあるとよく言われます。「ドイツでは皆、太い肉食系の音を出すんですよ!」と。
 作曲家が言いたいことが分からなかったりすると、弾けるようになるまで寝かすという彼女。そしてしばらくするとふっとひらめいたり、他の曲を弾いている間に「あぁ、あの曲はこういう感じなのかもしれない」と思える瞬間があるそう。写真を撮るときふとピントが合うように作曲家が残した“言葉”を理解し、繋がれる瞬間。そういう時に弾くのがベストだとお話されます。







ハンブルクトリオ(表)
ハンブルクトリオ(裏)


ハンブルク・トリオ

3月26日(日)

14:00開演

4,000円(学生2,400円)

 [指定]  



宗次ホールでのコンサートチケットは、

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☏ 052-265-1718
(営業時間 10:00~18:00 )



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