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おすすめ公演情報2017年3月(4) 5人の若きヴァイオリニストによる 名器と名曲の響宴



宗次ホールの代表・宗次德二が、ホール設立以前に立ち上げたNPO法人イエロー・エンジェル。

若手演奏家への楽器貸与や奨学金の給付、学校の吹奏学部への楽器寄贈等、支援を行っています。


今回は楽器を貸与中であり、既に国内外で活躍する若手ヴァイオリニスト達が名器で名曲を披露する贅沢な内容です♪




5人のヴァイオリニスト(表)



 

14:00~の辻彩奈さんは度々出演頂いている当館お馴染みの若手俊英。

2016年モントリオール国際音楽コンクールで日本人初めてとなる第1位及び数々の副賞を受賞された様子はメディアでも大きく報じられ、緊急決定した去年8月の公演も、即完売しました!あの時チケットをご購入頂けなかった方も、今回はお聴き逃しないように…!『中学1年生の時から宗次ホールランチタイムコンサートに毎年出演させて頂き、ステージとお客様の距離が近いこと、終わってからも沢山の方が声を掛けて下さるのが暖かく、嬉しい。』と話す彼女をこれからも応援お願い致します!



15:00~の鈴木愛理さんは2006年、わずか17歳の時にポーランド西部ポズナニで開かれたヴィエニャフスキ国際ヴァイオリンコンクールで2位を受賞し、一躍国内外で注目を浴びた方。同じコンクールで

16:00~の岡本誠司さんも2016年2位に輝き話題になりました。このヴィエニャフスキコンクール、1935年から開催されている歴史あるコンクールで、過去の入賞者にはジネット・ヌヴーやダヴィッド・オイストラフといった名手を始め、日本からも小栗まち絵さん、澤和樹さん(共に3/28~の宗次エンジェルヴァイオリンコンクール審査員)や古澤巌さん、神尾真由子さん…と第一線で活躍されている演奏家ばかり。 先の塩貝さんのお話とも重なりますが、「欧米の聴衆はオープンで柔らかい心で聴いてくれるけれど、その分シビアでもあり、自分が言いたいことをハッキリ訴えなければ、(コミュニケーションをとることが)難しい。それは“文化に対するディープな精神性”」と岡本さんは表現されます。 また、日本人演奏家ならではの強みとして、「数日ごとに変わっていく季節を感じる感受性。一つの音の響きで(移ろいを)表現することもできるはず。欧米の方は日本人の繊細な感受性に驚く。それをいかに表現するかが自分にとっての課題」とお話されます。



17:00~の篠原悠那さんは第1回宗次ツィゴイネルワイゼンコンクールで優勝され、ご自身が率いる「カルテット・アマービレ」が2016年ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で第3位の快挙!この公演では、宗次ツィゴイネルワイゼンコンクールの優勝者でもある彼女の弾くツィゴイネルワイゼン(2016年リリースの初CDにも収録)も演奏予定。楽しみですね♪



18:00~のアンドレア・オビソさんは当館でも様々な公演のゲスト・アーティストとして出演されているイタリア出身のヴァイオリニスト!アメリカの名門カーティス音楽院で名匠アーロン・ローザンド氏(吉田恭子さん、古澤巌さん、第3回宗次エンジェルヴァイオリンコンクール優勝者であるキム・ダミさんなども師事)の下で研鑽を積んでいます。  



5人のヴァイオリニスト(裏)







益々世界に羽ばたく演奏家達を一斉に聴けることに加えて、ソナタを始めヴァイオリンの名曲中の名曲たちを5時間たっぷり聴くことができるまたとないチャンス!

貴重な10周年記念公演、お聴き逃しなく!




~宗次ホール10周年記念公演~

5人の若きヴァイオリニストによる 名器と名曲の響宴

3月19日(日)

14:00開演

3,500円(学生2,100円)

[指定]

※終演は19時頃を予定しております。  







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