2/26 あなたの知らない テューバのディープな世界
名古屋フィルのテューバ奏者、林裕人さんによる「テューバのディープな世界」が終演。
こんなマニアックな企画で大丈夫かなぁ、と林さんと企画担当者で心配しながらも、
なんと約240名様にご来場いただき、まことにありがとうございました。
前半は様々なテューバの仲間たちの紹介と作曲家たちがテューバをどのように使っているか、
ピアニストの新居由佳梨さんにオーケストラ全体を弾いていただきながら、
実際にテューバが受け持っているパートを林さんが演奏するというもの。
「ドヴォルザークの”新世界”ではひたすら待つのみ・・・」というエピソードも。
後半はテューバの可能性のギリギリのところを攻めてみた、
ということで「愛の喜び」や「小犬のワルツ」を演奏。
「小犬、は練習すぎて指が腱鞘炎になりそうでした」と。
たしかにものすごい速吹きで、ひときわ大きな拍手が。
最後はクーツィール作曲の「テューバのための小協奏曲」でカッコよく締めくくられました。
アンコールはテューバソロで、吹きながら歌う重音奏法の曲を。
楽譜にも「O----E-----O--E--」とちゃんと書いてありました。
いやーテューバの世界、想像以上にディープでしたね!
( 宗次ホール公式facebook より)