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おすすめ公演情報 2016年11月 (2) クリスチャン・リンドバーグ トロンボーンリサイタル


リンドバーグ、この演奏家を絶対見逃すな!

(ロンドン・タイムズ紙)




クリスチャン・リンドバーグ表


クリスチャン・リンドバーグ裏


1958年スウェーデン生まれのスーパースター、

その圧倒的なテクニックから「トロンボーンのパガニーニ」

と評されるリンドバーグさん。
常識を超える超絶技巧をこなしまくり、

CDは今まで66枚以上をリリース、

金管楽器奏者としては初めてのレーザーディスクをリリースするなど、

正にトロンボーンを“ソロ楽器”として確立させた人物。

その超人的な演奏は世界各国で大絶賛。

「トロンボーンの王者だ。こんな演奏、“あの世”でしか聴けないと思っていた…

(エドワード・クラインハマー、シカゴ交響楽団前奏者)」

「リンドバーグは圧巻だった!ヒバリのように歌ったかと思えば

恐ろしく歯をむくライオンのように唸る。

彼の演奏を聴いた後、その凄さに笑いが止まらなかった。

(アイリッシュ・ニュース紙)」


2011年、東日本大震災の際に、

来日共演が予定されていたノルウェーのオーケストラが

原発事故に伴って渡航を中止したにも関わらず、

リンドバーグさんは単独で来日を決行、

震災復興のために、

オーケストラとの公演が予定されていた大ホールにて入場無料でソロコンサートを行い、

大きな感動をよびました。
デヴィッド・チャイルズ氏(ユーフォニアム奏者)のインタビューによると、

最初に師事した先生がオーケストラで吹いていたことから、

はじめはリンドバーグさんもオーケストラの団員として演奏することを夢見ていたそう。

ですが、いざロイヤル・ストックホルム・オペラ管に入ると、

トロンボーンは極めて出番が少ないこと、

それから団での厳しい“階級制度”

(曰く、ヴァイオリンは上層階級、トロンボーンは下層階級的扱いだそう)に気付いてしまい、

僅か2年で退団。

それからは、この保守的なシステムを壊す為に、

自らの目標に向かって独自の道を歩み始めたとのこと。

“クラシック音楽”が持つどこか敷居が高いイメージを壊し、

この芸術を若い世代など、

より幅広い人にもっと楽しんで欲しいと仰います。
燃えるような情熱やファンキーさ、あるいは残酷さ。

如何なる表現であっても

人の魂に訴えかける音楽が何よりも好きだと話すリンドバーグさん。

金管奏者として活躍するのに最も大切なことは?という問いには、

「才能、知性、練習へのエネルギー、訓練。そしてある程度の狂気!」

とコメントされています。

そして最後に自分にとっての“幸せ”とは、

「愛をお互いが伝えあうことこそが幸せ。愛を表現すること。

それは音楽を通じてでも、他の芸術を通してでも、

また日々のさりげない行動の中でもいい。

僕は音楽を通して愛を伝えるんだ。

僕の演奏を聴いてくれた聴衆の方から温かい言葉をかけてもらった時。

それこそが自分にとっての至福の瞬間だよ。」

と締めくくっています。

なんともカッコいいカリスマ・プレイヤーの演奏、

お聴き逃しのないように!!





クリスチャン・リンドバーグ

トロンボーンリサイタル
クリスチャン・リンドバーグ(Tb)
ローランド・ペンティネン(Pf)
イェンス・ルンドベリ(バンドネオン)

11/18(金)
18:45開演
18:00開場

一般5,000円
学生3,000円

[指定]


2016/11/18 (Fri)  18:45


Christian
Lindberg


Trombone
Recital
 in Nagoya




〈Tangophoria〉



Christian Lindberg,
trombone

Roland Pöntinen,
piano

Jens Lundberg,
bandneon

 


クリスチャン・リンドバーグ来日25周年


特別企画


 [Program]
Ⅰ皆さんのリクエストにお応えしたリンドバーグのソロプログラムです!!
L.グレンダール:トロンボーン協奏曲
Launy
Gröndahl: Concerto

J.ケージ:スライディング・トロンボーン
John Cage: Solo for Sling
Trombone

S.シュレック:トロンボーン・ソナタ ”ガブリエリの声”
Stjepan Sulek: Trombone sonata
"Vox Gabrieli”

C.サン=サーンス:白鳥
Camille Saint-Saëns: Le cygne


V.モンティ:チャルダッシュ
Vittorio Monti:
Czardas

Ⅱタンゴフォリア
A.ピアソラ:ブエノスアイレスの冬
Ástor Piazzolla: Buenos Aires
Winter

J.C.コビアン:私の隠れ家
Juan Carlos Cobián: Mi
refugio

A.ピアソラ:アディオス・ノニーノ
Ástor Piazzolla: Adiós
Nonino

A.ピアソラ:ブエノスアイレスの春
Ástor Piazzolla: Buenos Aires
Spring

A.ピアソラ:ミロンガの天使
Ástor Piazzolla: Milonga del ángel


A.ピアソラ:ブエノスアイレスの夏
Ástor Piazzolla: Buenos Aires
Summer

※演奏曲目は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

[Profile]
クリスチャン・リンドバーグ[プロフィール]
Christian
Lindberg[Biography]


ローランド・ペンティネン, ピアノ
Roland Pöntinen,
piano

1981年にロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団との共演でデビュー、それ以来、世界中の数々のメジャーオーケストラとの共演を果たす。シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ヴェルビエ、ラ・ロック・ダンテオンなど著名な音楽祭に招かれ、E-P・サロネン、R・フリューベック・デ・ブルゴス、E・スヴェトラーノフ、L・セーゲルスタムなどの指揮者と共演。
抜群のテクニックでバッハからリゲティに至る幅広いレパートリーを網羅している。
近年ではベートーヴェン「ピアノソナタ全曲演奏会」、リスト「巡礼の年(全曲)」の演奏など大きなプロジェクトにも取り組んだ。またS-E・ベック、V-M・プーマラ、A・エリアソンなど多くの作曲家が彼に曲を献呈した。室内楽奏者としても定評があり、B・ヘンドリックス(sop)、J・ヤンセン(vn)、今井信子(va)、M・フレスト(cl)、Z・ザイトリン(vn)、T・テデーン(vc)、H・ハーデンベルガー(tp)、A・テレフセン(vn)、C・リンドバーグ(tb)、N・ゲッダ(ten)などの有名な演奏家との共演も多い。
今シーズンは、日本、台湾、イングランド、オランダでのツアー、サカリ・オラモ指揮ロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団との共演を予定。
スウェーデン王立音楽アカデミーのメンバー。2001年にはスウェーデン王室より“Litteris
et
Artibus”(文化功労賞)を授与された。
www.rolandpontinen.com


イェンス・ルンドベリ,バンドネオン
Jens
Lundberg,
Bandneon

ストックホルム生まれ。パリのエドガー・ヴァレーズ音楽院でアルゼンチンのバンドネオン奏者ホアン・ホセ・モサリーニに師事し、ディプロマを取得する。巨匠ネストル・マルコーニ、ワルテル・リオス、ペル・アルネ・グローヴィゲンに師事する。2012年には、スウェーデンの有名なギター&アコーディオンのメーカーであるアルビン・ハグストロム社記念賞を受賞。マルメ歌劇場の製作にも携わってムシカ・ヴィテ室内管弦楽団、モンテヴィデオ・タンゴ・カルテットと共演。トリオ・バンド・アルコ、ストックホルム・タンゴ・デュオ、トリオ・トレメンディッシモ、デュオ・ドス・フエジェスのメンバーとしても頻繁に活躍している。
http://jenslundberg.com/





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