10/4 東京公演は早々に完売「北欧伝統音楽の調べ」
10月4日のスイーツタイムコンサートは、ちょっと変わったコンサート♫
北欧の伝統楽器による演奏会です。
10/4(火) 13:30開演 13:00開場
〈スイーツタイムコンサート〉
北欧伝統音楽の調べ
ヨーナス&ヨセフィーナ
ヨーナス・オーケルンド(ハルダンゲル・フィドル他)
ヨセフィーナ・パウルソン(ニッケルハルパ)
2,000円 [自由]
右の女性(ヨセフィーナさん)が持つ楽器、、、見慣れない楽器ですね。
ヨセフィーナさんが持っている楽器は、
中世のころより、北欧の農民たちが奏でてきた
ニッケルハルパという楽器のようです。
いったいどんな音色なのでしょうか。
ヨーナス&ヨセフィーナのサイトから、動画をご紹介します。
左側の女性(ヨセフィーナさん)が演奏しているのが、ニッケルハルパ。
なるほど、これは癒されますね。
(無印良品のお店で聞こえてきそうな・・・)
ニッケルハルパはスウェーデンの伝統楽器です。
中世には北欧各地で、原型となる楽器が存在してきましたが、
スウェーデンのウップランド地方でのみ、
改良が施されながら伝承されてきたといいます。
(スウェーデンの50クローネ紙幣にも描かれたことがあるそうですヨ)
ニッケルは「鍵盤」、ハルパは「ハープ(弦楽器)」という意味だそうで、
形はバイオリンに似ていますが、木製の鍵盤を押し上げて弓で弾きます。
楽器下部のびろびろした部分は鍵盤なんですね!
弓で音を出す弦と共鳴させる弦があり、
どの音を出しても必ず共鳴する仕組みになっているため独特な音色を奏でます。
今でも楽器職人の手によってひとつずつ作られているのだそう。
また、スウェーデンに古くから伝わる伝承音楽には楽譜がないそうです。
そのため、教わったメロディーが、人によっては異なる場合も多いのですが、
そんなこと気にしない!それぞれが楽しく演奏すればよい♫
という雰囲気だとか。
このおおらかな雰囲気も、魅力のひとつのようです。
ニッケルハルパは歴史ある楽器ですが、
20世紀になって一時は絶滅の危機がありました。
しかし、ウップランドを中心に復興活動が盛んになり、
努力の甲斐があって、
スウェーデンだけでなく
外国でも知られるようになりました。
自ら楽器を作って演奏する人も少なくないため、
はっきりとした人数は分かりませんが、
今ではスウェーデン国内でニッケルハルパ奏者は数千人とも言われています。
ここ日本でも、演奏される機会が増えてきているようです。
しかし、限られた地域でのみ発展していった経緯もあり、
スウェーデンも、決して一般的な楽器ではないようです。
その点では、日本でいうと、
東北の津軽三味線や沖縄の三線のような感じなのでしょうか?
こちらのページでは、ヨセフィーナさんがニッケルハルパについて語っています。
ヨセフィーナの「ニッケルハルパ」Josefina's Nychelharpa
ニッケルハルパ愛が伝わってきますね。
10月4日の昼下がりは、宗次ホールにぜひ。
目をとじればそこは、風薫るスウェーデン、ウップランド地方。
な、気分になれそうですね。
12月にも北欧音楽を楽しめるコンサートが予定されています。
12/17(土) 13:30開演 13:00開場
〈スイーツタイムコンサート〉
北欧の冬物語
~北欧の食と音楽とカルチャーを楽しむコンサート~
第1部:北欧のクラシック音楽 ~美しき旋律~
前田祐里(Pf)
第2部:北欧伝統音楽の世界 ~はじめてなのに懐かしい音楽~
ドレクスキップ:
榎本翔太(ニッケルハルパ)
野間友貴(ハーディングダモーレ)
浦川裕介(12 弦ギター)
渡辺庸介(パーカッション)
こちらの公演でも、ニッケルハルパが登場しますね!
12月のこの公演では、スウェーデンの雑貨やお菓子の販売もあります。
どうぞお楽しみに♫
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(宗次ホール まつの)