シャガール ラプソディ
4月17日(木)より愛知県美術館(名古屋市中区栄)で開催中の「シャガール展」
そして5月17日(土)よりメナード美術館(小牧市)で始まった
「シャガール版画展 ―重ねる色 重なる愛―」。
皆さま、愛知県内で同時期開催の両展覧会は、ご覧になりましたでしょうか?
愛知県美術館の展覧会では、制作の行程や絵画以外のステンドグラス、陶器
タペストリー、舞台衣装など様々な方面からシャガールの作品の展示があり
その多才ぶりやクラシック音楽との深い関わり方などを感じる事ができました。
メナード美術館では、シャガールの数多くの作品の中から「版画」作品に
スポットを当て版画集全体の構成が分かり易く展示されています。
さて、メナード美術館での開催初日には
両美術館学芸員さんによるコラボトークがあるという事で行って参りました。
展示作品を見ながら、色や配置、人物などの解説を交え、学芸員さんお二人の
シャガールへの思いや作品への感じ方。中には
☆ 色の重ね方の多さ=版数の多さ。
シャガール版画ならではの特徴から、当時の画家と版元の裏事情の事
☆ 作品が生まれた背景。
自身の出自や子供の頃に見た風景を基に作品が出来ている事
☆ 版画作品から生まれた新しい依頼の事
絵画だけではない幅広い作品の種類や、刷り師さんとの関係
等々、見ているだけでは知り得ないお話もたくさん伺う事ができ
聞けば聞く程、見れば見る程面白い。
作品だけでなく画家シャガールという人物にもどんどん興味が沸いてくるお話でした。
コラボトークの最後には、今後のイベント予定のご紹介
1. 愛知県美術館にてコラボトーク開催の予定
来週5月24日(土)に14:00-14:30(先着60名様)
今度はどんな話がとびだすのでしょうか?
2. 宗次ホールでのコンサート
5月25日(日)13:30開演 スイーツタイムコンサート
「シャガール ラプソディー 〜色と音を感じて〜」
クラシック音楽とも深い縁のあるシャガールの世界を音楽の視点から紐解いてみましょう。
コラボ☆トークでお話いただいたお二人にもご登場いただきます。
お客様の中には、「そうそう。コンサートもあるのよ」という雰囲気で
うんうん。と頷きながら聞いている方もみえ
宗次ホールにもご来場いただけるのかな? と嬉しくなりました。
残席 かなりわずか!!となっております。
ご来場をお考えの方はお早めにご予約下さい。
(スタッフ かわしま)