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ロシア出身の夫妻ピアノデュオが来演 【7/6】


7月6日のスイーツタイムコンサートは
ニキータ・フィテンコさん、カテリーナ・ザイツェヴァさん
それぞれソリストとしても活躍中のお2人が、
「これぞロシア」というべきプログラムで素敵なデュオを聴かせてくれました。

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宗次ホールの広くない舞台に2台のピアノが並ぶと
それだけで大迫力。
響きが飽和してしまうことも懸念されましたが、
リハーサルを聴いていると、お2人が演奏しながら的確にバランスを取って
この空間にあわせて調整してゆく様子が手に取るように分かり、驚きました。

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1台のピアノでの連弾もプログラムに含まれます。
屋根を外した方のピアノで演奏しました。
「屋根が無い方が音の広がり感がいいですね」ということで決めました。

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この日はこんな曲も。ローゼンブラットという今もご存命のロシアの作曲家の作品。
「二人羽織」なんてアダナもあるそうですが、そのままですね。

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こちらは本番。屋根がないのがちょっと奇妙に見えるかもしれませんが、
絶対にこっちのほうが良かった。
調律師さんにとっても、スタッフにとっても新たな発見でした。

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2台ピアノで、演奏するザイツェヴァさん。
見えますか? 楽譜がとっても細かい!
そして、普通2台ピアノをするとき、アイコンタクトを取るために
楽譜をもっと寝かせて置くことが多いのですが、
このお2人は完全に立てて置かれる。
お互いの顔は見えないのに、まるで一人で弾いているかのよう。
さすがご夫妻!

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ラフマニノフの人生最後の大曲「交響的舞曲」
そしてショスタコーヴィチが息子と連弾するために書いたコンチェルティーノ。
圧巻の後半を終えてのカーテンコール。

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サイン会を横で見守るのは、昨年の日本音楽コンクールで優勝した浜野与志男さん。
昨年宗次ホールのスイーツタイムコンサートにもご出演いただいてます。
フィテンコさんが浜野さんの師匠ということもあって、
今回の日本ツアーでは浜野さんがマネージャーとして付いていらっしゃいました。

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宗次代表との記念撮影。

(スタッフ/にしの)


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