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渡邊順生 チェンバロリサイタル 【6/1】


一橋大学社会学部を卒業しながら
その後アムステルダム音楽院に留学。
巨匠グスタフ・レオンハルトに師事した
日本屈指のチェンバロ奏者、渡邊順生(わたなべ・よしお)さんが
6月1日、シリーズ「バッハの海へ」に登場しました。

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リハーサル中の後姿・・・。
本日のチェンバロは名古屋市名東区に工房を構える
安達正浩さんの楽器。(工房のサイトへ
(地産地消、無農薬栽培のチェンバロですよ~・・・なんて冗談も。)

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この日の調律はA(ラの音)=415Hz。
普通は440~442Hzですから随分低い基準で合わせています。
このような音程の違いもバロックの演奏会の楽しみの一つです。
しかし古い時代のチェンバロを、現代のスマホのアプリで調律するこの不思議。
調律アプリ、このホールでももう段々見慣れてきました。

前半はバッハよりも昔、あるいは同世代の作曲家の作品を演奏しながら
バッハへ繋がる道を描き出そうという試みでした。

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随所にお話を挟みながらのリサイタル。
丁寧な解説でより理解が深まります。

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今日使われた渡邊さんが筆写した楽譜。全部手書きです!!
折り目正しい性格が表れているような気がしました。
師匠レオンハルト氏もやはり「きちーっ」とした方だったようです。

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終演後、やはり楽器の写真を撮っていくお客様がちらほら・・・。

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物販コーナーではCDと共に
分厚い著作、その名も「チェンバロ フォルテピアノ」が販売されていました。
お買い求めのお客様も。

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サイン会も行われました。

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最後に記念撮影。
宗次オーナーは不在でしたので
この日のチェンバロの製作者安達正浩さん(左)と
チェンバロ奏者で渡邊さんの教え子でもある戸崎廣乃さん(右)が一緒に。

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(スタッフ/にしの)


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