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竹澤恭子さん、島田真千子さんのリサイタル【1/17&1/18】


1月17日が正にイエロー・エンジェル設立記念日。
(と同時にカレーハウスCoCo壱番屋の一号店オープンの日でもあります。)
このひ舞台に立ったのは「世界のTAKEZAWA」といつしか呼ばれるようになった
愛知県大府市出身のヴァイオリニスト、竹澤恭子さん。
現在はパリにお住まいで、子育て奮闘中。
今回もお子さんを置いての長期出張が難しいとの事で、
日本では宗次ホールでの1公演だけのために帰国されました。

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ピアニストのエドアルド・ストラッビオリさんと。
最初にお伝えしていた江口玲さんが都合により出演が難しくなってしまったところ
竹澤さんの長年のご友人でもあるということで、
急遽イタリアからやはりこの1公演のためだけに来日していただきました。

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前半は、ドヴォルザークのソナチネとクロイツェルソナタ、
後半はチャイコフスキーの「憂鬱なセレナーデ」とフランクのソナタ。
スラヴ風な音楽にヴァイオリンソナタの王道をそれぞれ合わせたハイカロリーなプログラム。

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圧倒的な熱演。写真からも伝わりますでしょうか・・・。
お使いの楽器はストラディヴァリウス「ヴィオッティ」(1704年製)。
当時の名ヴァイオリニストで作曲家、ヴィオッティの名を冠した
ストラディヴァリウスはいくつかありますが、
それはヴィオッティの演奏によって
ストラディヴァリウスの価値が高められたというエピソードによるものだそうです。

 




さて翌18日は名古屋出身、サイトウ・キネン・オーケストラや
水戸室内管弦楽団などのメンバーとして活躍するほか、
昨年末にはセントラル愛知交響楽団のゲストコンサートマスターを務めていらっしゃった
島田真千子さん、久々の宗次ホールへの来演でした。

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これまでリサイタルで順番に取り上げてきたバッハの無伴奏、そして武満徹作品からひとつずつ。
それにドビュッシーのソナタとベートーヴェンのソナタ第7番という組み合わせ。
決して派手なプログラムでは有りませんが、一つ一つの曲への思い入れが伝わってくる
よく練りこまれた演奏だったのではないでしょうか。
島田さんの今回の演奏会への思いはこちらの島田さんのブログからも
伝わってきます。

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ピアノは共演歴の長い加藤洋之さん。
ウィーンフィルのコンサーマスター、キュッヒルさんとも長年共演していらっしゃいます。
ソロでも室内楽でもご活躍の素晴らしいピアニストです。

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終演後、多くの方が島田さんにお声をかけていらっしゃしました。

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最後に記念撮影。
この2日後、チェロの辻本さんとのトリオでも
お2人には演奏していただきました。
またそのレポートは後程。。。


(スタッフ/にしの)


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