布施明さん スペシャルコンサート 【1/15】
クラシックホールである宗次ホールに
どうして布施明さんが?・・・とお思いの方もあるかもしれません。
実は昨年布施明さんはプッチーニのオペラ「トゥーランドット」の名アリア、
そしてフィギュアスケートで使われたことで有名になった「誰も寝てはならぬ」を含む
クラシックを含むカバーアルバム「Way of the Maestro」をリリース。
神奈川フィルをバックにしたダイナミックな歌唱のほか
ピアノ伴奏での歌唱は宗次ホールで収録されています。
☆このアルバムの収録風景など秘蔵VTRを収めたDVDも発売中。
Youtubeにて一部公開中!
⇒宗次ホールのピアノを弾く布施さんがちらっと登場してマス。
宗次ホール代表、宗次徳二は
「布施さんのような方がクラシックの名曲を歌うことによって
これまでクラシックなんて・・・と思っていた方にもその素晴らしさに気づいて頂きたい」
という思いをこめて、このアルバムのリリースを全面的にバックアップ。
元をたどれば2009年、宗次代表がオーケストラ・アンサンブル金沢と布施さんの共演を聴いて以来
ずっと暖めていた構想でした。
というわけで、今回のイエロー・エンジェル10周年の記念演奏会シリーズにも
是非ご出演いただきたいとお願いしたところ、ご快諾を頂き、
コンサートが実現する運びとなったものです。
こちら後半のピアノと弦楽四重奏のリハーサル風景。
音響スタッフが布施さんの立ち位置に立って、音の聞こえ方を綿密にチェック。
宗次ホールの響きの良さを生かし、極力違和感のないように響きを作っていきます。
最終的に弦楽四重奏の前に置かれたスピーカーは撤去しました。
今回は普段のクラシックコンサートでは使わない
当館の照明設備もフル活用しています。
ある意味「知られざる宗次ホールのもう一つの顔」とでも言いましょうか。
一応こんなことができるくらいの装備はあるんですよ!
真っ白な壁面に照明の色がよく映えます。
布施さんの熱唱を310席の親密な空間で楽しむ。
贅沢なコンサートになりました。
バックの奏者をひとりひとり紹介。
アンコールは「ショパンの「別れの曲」をカバーした「Tristesse」で
しっとりと締めくくられました。
宗次代表の狙い通り・・・でしょうか
今回初めて宗次ホールに足を運んだ、というお客様が多くいらっしゃいました。
是非これから普段の宗次ホールにも気軽にご来場いただきたいなと思っています。
※写真はすべて宗次德二 撮影(転載ご遠慮下さい。)
(スタッフ/にしの)