若手女流オカリナ奏者とギターの共演(12/8)
12月8日に行われた「ダリオ・マカルーソ&弓場さつき デュオコンサート」のレポートです。
大中小と3種類のオカリナが集合。
この主に演奏されたのは白磁風のオカリナでした。
あれ、なんだか普通のオカリナの形じゃない・・・!?
薄茶色の小さなオカリナこそ
多くの方が持っている「オカリナ」のイメージだと思いますが、
白とこげ茶色の大きなオカリナは、
なんとこの一つのオカリナの中に3種類分のオカリナが合わさっているというもの。
それによって楽器の持ち替えの負担を減らし、
1本の楽器で音域を広げるようにしています。
吹き口も3箇所穴が開いていて、ハーモニカのようにずらしながら
息を吹き込んでいました。
オカリナの世界もいつも間にか楽器が進化していたんですね。
※この楽器、現在オカリナの第一人者ともいえる大沢聡さん(弓場さんの師匠です)が
考案したもので、詳しくはこちらをご覧下さい。
さてリハーサル。
今回初めて共演する2人。テンポについてお互いの思うところを話合いながら
進めていきます。
オカリナの音色のやわらかさだけではなくスピード感、ある種の鋭さが
この宗次ホールでは聴こえてきます。
演奏会後のサイン会。
趣味でオカリナをやってます、という方も多く聴きに来られていたようです。
ホールの記念色紙にもサインを頂きました。
2人で記念写真。これを機に今後も共演したいね、と。
オカリナはダリオ・マカルーソさんのふるさと、イタリア発祥の楽器だそうで。
(しかしダリオさんはそのことをご存じなかったようですが!)
(スタッフ/にしの)